神戸連続児童殺傷事件、西鉄バスジャック事件・・・メディアを騒がせたあの凶悪事件、そして今回の遠隔操作ウイルス事件で逮捕された「片山祐輔」被告。彼らには意外な共通点があった。実は彼らが生まれた年はそろって1982年だというのだ。現在片山祐輔被告は32歳、つまり神戸連続児童殺傷事件、西鉄バスジャック事件の犯人も同級生となる。

神戸連続児童殺傷事件は、1997年に当時14歳の中学生が酒鬼薔薇と名乗り連続殺人を実行。当時14歳だった酒鬼薔薇は現在32歳。西鉄バスジャック事件は2000年の5月3日に発生、当時１７歳の少年が起こしたバスジャック事件で、２ちゃんねるに犯行声明が書き込まれたことでも話題になった。

さらに記憶に新しいものは、秋葉原での通り魔事件。そのほかにも偶然なのか単なるこじ付けなのか不明ではあるが「1982年」生まれの凶悪事件はわれわれの記憶に残るような事件ばかりだ。

そして今回発生した「遠隔操作ウイルス事件」も1982年生まれの片山祐輔被告だ。

―過去の事件

1997年神戸連続児童殺傷事件 14歳
2000年西鉄バスジャック事件 17歳
2000年岡山金属バット母親殺害事件17歳
2008年秋葉原通り魔事件 25歳
2010年取手駅通り魔事件27歳
2014年名古屋無差別殺人未遂事件
2014年遠隔操作ウイルス事件32歳

全ての犯人が「同じ32歳で犯行」というわけではなく、それぞれ実行年代は異なる。しかし生まれはみんな1982年生まれということだ。

単純に凶悪事件が記憶に残りやすくたまたま1982年だったという可能性もあるがネットではこの共通点に何か社会的な背景があるのかと疑問に感じているようだ。

[秒刊サンデー]
http://www.yukawanet.com/archives/4681312.html#more