小学生が使用しているランドセルが、外国人観光客に対して土産として人気となっている。

人気に火をつけたのは、米女優で歌手のズーイー・デシャネルさんである。

２０１２年に、彼女が使用したスウェーデンの「フェールラーベン」というブランドのバックパックがちょっとしたブームになった。その時の彼女のランドセル姿は日本のテレビでも取り上げられ、インターネットでも話題となった。

この人気により、関西国際空港にある土産物店「萬（よろず）」と「和（なごみ）」は４月から、ランドセルの販売を開始した。中国人や台湾人が子供や孫のために買い求めるのが多いが、他の国の人々からの人気も高いようだ。

ランドセル製造大手のセイバンによれば、東京・原宿にある直営店でも外国人客が増えているようだ。

ジャパンタイムズによれば、セイバンでは外国人客の需要の増加に伴い、対応を強化するため、外国語を話せるスタッフを採用することを検討しているようだ。

[引用/参照：http://www.cnn.co.jp/fringe/35054334.html]

中華圏でも人気

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国での人気の理由として「日本のアニメが中国で非常に高い人気を得ており、そのアニメのなかでよくランドセルが出てくるからだと見ている」と報道。

さらに続けて、「小さい子どもが手にして、必然的に荒い扱いをしたとしても耐えられるように作られる必要があるため、ランドセルが高い品質を備えているということに、中国の消費者を驚かせている」と、セイバンの担当者の言葉を伝えている。

[引用/参照：http://newsphere.jp/world-report/20140929-7/]