回転ずしチェーンの「はま寿司」（東京）の福井県鯖江市の店舗「８号鯖江店」で、アルバイト店員がハサミを天ぷらにした写真を撮影し、ツイッターに投稿した。

「はま寿司」は２００２年設立され、１４年３月期の売上高は約６５０億円。ゼンショーホールディングスの１００％子会社であり、９月末現在、全国で３４６店舗を展開している。

同社によると、９月２４日夜にアルバイト店員二人が、調理場において、備品のハサミに天ぷら粉をつけて揚げた。そして、揚げたものをご飯に乗せ、その様子を１人が撮影し「新メニューを作った」と書き込み投稿した。

２５日にこの投稿をツイッターを見たとみられる人から「こんなことが許されるのか」とメールが届き事態を把握した。

２人から事情を聴いた会社は、ハサミ天ぷらを揚げたのは営業中だった可能性もあるが来店客には提供していない、

発覚当日から２人は出勤させておらず、処分は今後検討する、とのこと。

店舗は油の交換や調理器具を洗浄し、営業を続けている。

担当者は「衛生管理をきちんとするよう指導していたが、このような形で迷惑を掛け申し訳ない。再発防止に努めたい」と語っている。

[引用/参照：http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/09/30/kiji/K20140930009020260.html]