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延命を懇願した舛添都知事が一転して辞職を決断した裏事情 百条委員会否決が条件?

2016/06/16

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たった一夜で、一体何が起こったのだろうか。その前日まで頑なに辞職を拒み、川井重勇東京都議会議長の勧告すら聞き入れようとしなかった舛添要一前東京都知事が6月15日午前になって、いきなり辞意を表明した。

この日は平成28年第2回東京都議会定例会の最終日。午後1時から開催される本会議に知事の不信任決議案が出され、全会一致で可決されるはずだった。

13日の総務委員会集中審議や14日の議運の理事会で、時には解散をちらつかせ、あるいは涙を浮かべてまで延命を懇願した舛添氏の心境を変えたのは何なのだろうか。

打ち首ではなく切腹なのか

舛添氏は15日午前9時23分に登庁し、そのまま知事室に入った。都庁の入口で記者から「不信任案が可決される見込みだが、どう対応するのか」と声をかけられたが、口を真一文字に結び、一瞥すらしなかった。

その知事が辞意を固めたとの一報が入ったのが、午前9時42分だった。メディアは舛添氏が直接辞表を持参すると思い、議長室前で待機したが、本人が姿を現すことはなかった。

辞表は15日付けで、代理人を通じて午前10時にはすでに川井議長に提出されていたのだ。

「打ち首より名誉ある切腹の方がいい」。自民党の野村有信都議が舛添氏の心況を慮り、メディアに向かってこう述べたが、果たしてそうなのか。

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「これ以上、都政の停滞を長引かせることは私にとっても耐え難いことだ。したがって私が身を引くことが一番だと考えるに至り、都知事の職を辞する決意をした」

午後6時から始まった本会議。午後8時10分から行われた辞職のスピーチは、3分にも満たなかった。簡潔に述べられた辞職の動機は、これまで辞職を拒んできた舛添氏の言動と整合性がとれないものだ。

その日の早朝に官邸関係者と極秘に接触したという話も出ている。都議会のゴタゴタが参院選に影響すること、解散に伴い都議選を行うことによる出費増を恐れた官邸(自民党)が、自ら乗り出したということになる。

そこで出された“条件”を舛添氏が受け入れ、急きょ辞職が決まったという。

官邸との取引、最低でも接触があった証拠といえるのが、情報の流れ。実は、最初に舛添氏が辞意を固めたとの一報が出たのは官邸筋だ。

官邸の焦り

実際のところ、参院選での自民党の戦いは楽ではない。とりわけ東京都選挙区は、2007年には当選確実と思われたベテランの保坂三蔵氏が惜敗し、2010年には“第2の候補”である東海由紀子氏が落選。

2013年は丸川珠代氏と武見敬三氏が当選したものの、浮動票の大量獲得を命じられた丸川氏の票が伸びず、武見氏の組織票を浸食したため、武見氏は最後の1議席を民主党(当時)の鈴木寛氏と争うことになった。

7月に行われる次期参院選では、自民党は東京都選挙区の“第2の候補”として元ビーチバレー五輪代表の朝日健太郎氏を擁立したが、知名度はさほど高くない。さらにこの度の騒動の“後遺症”も残っている。

これ以上、舛添氏を居座らせれば、舛添氏を擁立し支援した自民党執行部の製造物責任が問われかねず、首都惨敗という悲劇が起こるかもしれない。官邸はそれを避けたかったのである。

「舛添氏が知事を辞職しても、百条委員会を開いて真相を明らかにすべきだったが、設置案が否決されてしまった」

いち早く知事室に辞職勧告を届けた東京維新の会の柳ヶ瀬裕文都議はこう述べて悔しがる。舛添氏の前任者の猪瀬直樹氏は、百条委員会設置が決定された翌日に知事を辞任したため、そのまま同委員会は開かれることはなかった。

[引用/参照/全文:http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-122954]

退職金は2200万円

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東京都の舛添要一知事の辞職が決まり、来月中にも都知事選が実施されることになった。首都の「顔」が2代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した東京。

都によると、知事の退職金は退職した時点での給料月額(145万6000円)に在職月数(2年5カ月)をかけた額の52%の約2200万円が退職から1カ月以内に支払われる。

[引用/参照/全文:http://mainichi.jp/articles/20160616/k00/00e/040/213000c]

返却は不可能?

舛添知事は一連の問題の責任を取るため任期中の給与を全額返上するとしていましたが、辞職を決めたため、給与を返上するための条例案は取り下げられました。

仮にこの条例が施行されたあとで舛添知事が辞職した場合は、退職金も無くなる予定でしたが、舛添知事には、およそ2200万円の退職金が支払われる予定です。

[引用/参照/全文:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160615/k10010557361000.html]

野村有信都議「皆さん許してあげましょうw」

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