ドリンクバーで飲み物を混ぜて遊ぶなんて経験がある人は少なくない。食べ物を粗末にしている感は若干あるが、しっかり代金を払っていて、ちゃんと飲み干すのなら、まあ許容範囲内だろう。

しかしこのごろ店に迷惑をかけるレベルで、ドリンクバーで“ある遊び”をすることが若者たちを中心に流行っているらしい。

「ドリンクバー代くらい払えよ」

若者たちの間で流行っているというのが「0円カルピス」。

どうやらドリンクバー付近に備えられている「ガムシロップ」「スティックシュガー」「レモン汁」「コーヒーフレッシュ」などを使用して、カルピスに似た味の飲料を製作しているようだ。

しかも、それらの備品を使用するのに“ドリンクバー代”は払っていないという。若者たちからすれば「ガムシロップ」などは無償で提供しているもので、ドリンクバーを頼まなくても使用できるという認識であるようだ。

これに対してTwitterで

「普通に窃盗だよ？」

「ドリンクバー代くらい払えよ」

「無償＝費用がタダじゃないからな」

「ガムシロップやミルクはセルフサービスではありませんし、そもそもコーヒーや紅茶の味付けとして使うものです」

と怒りの声が。また、他の若者たちも「同じ学生として恥ずかしい」「また若者は……って馬鹿にされる」と呆れかえった様子である。

“バカッター”発動！

0円カルピスは目撃談だけがあるわけじゃない。なんと若者たちは自身のTwitterで

「0円カルピス作ってみた結果… ガチでカルピスになった。普通に飲める。てかカルピス。笑」

「流行りに乗って0円カルピス作ってみた笑」

「0円カルピス作ってみたけどレモンないしクッソ甘かったw」

と、あろうことか自分の顔写真付きで画像をあげていた。

迷惑行為をTwitterに投稿する行為は“バカッター”と呼ばれている。今回のケースは本人たちが迷惑行為を自覚している感じは全くなく、流行の1つと捉えてしまっているのがさらにイタい。

[via:http://news.livedoor.com/article/detail/11958340/]

SNSに投稿されたレシピによると、「水」「ガムシロップ」「スティックシュガー」「レモン汁」「コーヒーフレッシュ」「ガムシロップ」などを使用して“カルピスに似た飲み物”を作る。

一部では、ドリンクバーの備品を使用しているにもかかわらず代金を払わない者もいるためか、「“0円”カルピス」とのネーミングとなっているようだ。

SNS上には、「ほんとにカルピス」という完成品の報告をはじめ、「0円カルピスやってみた」と題して、作る過程を動画で収めたものまで、多くの投稿が見られる状況だ。

Twitterでは、

「0円カルピスってミルクとか使ってる時点でドリンクバーの料金発生してるし無料だと思ってんのかね店側としたらありえないぐらい迷惑だな」

「シロップやミルクの使用はドリンクバー注文の方のみです。シロップやミルクはお金払って仕入れています。ドリンクバーの代金の中にそのシロップやミルク代も入ってます」

と、ドリンクバーの飲み物を入れていなくても代金を支払うべきと、料金をめぐる議論が盛んに行われており、さらに、

「『音楽を無償でDLさせないのはケチ』とかいう意見が平気で飛び交っている時代だからか、0円カルピスみたいな乞食手法が流行っても全くもって驚かないの本当ダメ」

「最近の『ルールで明記してないなら許される』って風潮の典型例だね。モラルっていつから死語になった？」

と「0円カルピス」が流行した背景を論じる意見もあった。

[via:https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12216-1191723/]

ネットの反応

・不味そう
・発酵乳じゃないのカルピスは
・どんどん劣化していく日本人
・遊び半分じゃなくて本気で飲みにいってるのがスゴいな
・レモンシロップで乳酸菌を再現
・これは窃盗だな
・むしろ昭和っぽいネタだな
・丸亀製麺がネギ入れ放題をやめたのもこういうアホな客のせいだったな
・俺も出せるぜっ！
・てっきり精液に砂糖を入れたものだと思たのだが
・ドリンク代払ってるのに０円とか言ってるのはなんなの
・トキオのゼロ円食堂の影響だな
・まあ、昔の学生もこれぐらいの事は局所的にやってたんだろうけど
・コンビニのコーヒー1杯で備えつけのミルクと砂糖ごっそり持っていくのやめろや