兵庫県西宮市の４０代の女性が、元同僚の市内の女（３１）から「あなたに一目ぼれした男性がお金に困っている」との架空の話を持ちかけられ、８４００万円余りをだまし取られたとして損害賠償を求めた訴訟があり、神戸地裁尼崎支部（佐藤志保裁判官）が女に慰謝料を含め９４１０万円の支払いを命じる判決を言い渡していたことが分かった。

女は、存在しない男のふりをして電話をかけたりメールを送り続けたりし、女性は男性の存在を信じ込んでいたという。判決は「架空の男性に対する愛情を利用し、女性を追い込んだ。巧妙かつ悪質」と指摘した。

[痛いﾆｭｰｽ]
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