津市教育委員会は１１日、市立橋北中学校の給食のおかずにクモの死骸が載っているのを、配膳前に生徒が見つけたと発表した。

　生徒の口には入っていない。

　発表によると、３年のクラスで給食の時間、配膳担当の生徒がおかずの入った容器（縦約３０センチ、横約６０センチ、深さ約１０センチ）のふたを開けたところ、ジョロウグモの子どもとみられる死骸（全長約７・５センチ）が、おかずの上に載っていたという。同校は保護者に宛てて謝罪文を出した。

　おかずはこの日、市中央学校給食センターで調理された。クモは食材にまみれた様子がなく、調理後に混入した可能性が高いとみられている。同校では今月８日、給食で使うスプーンの一部が不完全洗浄のまま配られる問題も起きていた。

[読売新聞]
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131012-OYT1T00448.htm