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一瞬でキャリア崩壊「生娘をシャブ漬け」吉野家敏腕マーケターが暴言を吐いたワケ

2022/04/19

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早稲田大学の社会人向けのマーケティング講座に、吉野家の常務取締役・伊東正明氏が登壇して、女性向けマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」などと表現した。

吉野家は、

「人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではありません」

「講座受講者と主催者の皆様、吉野家をご愛用いただいているお客様に対して多大なるご迷惑とご不快な思いをさせたことに対し、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」

と謝罪した。しかし、

「謝罪で済む問題ではない」

「こういう発言がサラッと出てしまうということは、この人も会社も女性をそんな風にとらえているってことだろ!」

そんなすさまじい怒りの声を受けて、10年かけて開発した「親子丼」の発表会が急きょ中止に追い込まれた。

早稲田大学の社会人向け講座「WASEDA NEO」の一環として行われた「デジタル時代のマーケティング総合講座」(計29回、受講料38万5000円)の初回授業で飛び出したとみられる。

受講生のSNS投稿によれば、取締役は自社の若年女性向けマーケティングを「生娘をシャブ漬け戦略」と発言し、

「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」

とも話していたという。

投稿は広く拡散し、問題視する意見が相次いでいた。

ご存じの方も多いだろうが、違法風俗や管理売春をさせる犯罪者は、女性に覚醒剤を強要して判断力を鈍らせて逃げないようにさせることが多い。

例えば、2014年に兵庫県で摘発された「援デリ」(援助交際デリバリー)では、出会い系サイトなどで「簡単なアルバイトがある」とうそを書き込み、20人以上の少女をホテルの一室に誘い込み、覚醒剤を吸引させて判断力を鈍らせて売春させていた。犯人の一人はこう言っている。

「集めた少女を薬漬けにして売春させた。楽して金もうけがしたかった」(産経新聞 2014年8月15日)

この種の犯罪は日本だけではなく、海外でも多くの女性が被害を受けている。

吉野家は人権・ジェンダーの観点から許容できないと言っているが、そういう次元の話ではない。「犯罪教唆」のそしりを受けてもしょうがない大失言だ。

なぜ「暴言」を吐いたのか

ただ、一方でネットやSNSでは「なんでこんなちゃんとした人が」というような疑問の声も上がっている。

実はこの役員、世界180カ国でジェンダー平等キャンペーンを展開するような某外資系グローバル企業に新卒入社して長くお勤めをしており、これまで立派な業績もあげてきた人である。

当然、ジェンダーやコンプライアンスでさまざまな研修を受けているはずだし、外資系ならば人前で話す際にプレゼンテーショントレーニングなども受けているはずだ。

そんな知識も意識も十分にかね備えている人が、自社のマーケティングを「覚醒剤」に例えるなんて愚かなことをするわけがない。

そこで何かしらの理由で、「正常な判断力」を失っていたのではないかと推測する人もいるのだ。中には「それこそ自分がクスリをやっていたのでは?」なんて嫌味を言う人もいる。

この役員は18年に吉野家に転職をしてから、マーケティング改革を手がけて、業績に大きく貢献したこともあって、業界では「敏腕マーケター」として知られている。

「顧客を依存させたい」という想い

ご存じの方も多いだろうが、マーケティングの世界では当たり前のように「顧客を囲い込む」という言い方をする。

一度、客になったら逃げられないようにつなぎ止めておくということだが、最近はそんな生ぬるいことを言っていたらダメで、顧客を「自社の製品・サービスがなければ生きていけない」ところまで「依存」させることが成功のカギという考えが広まっている。《中略》

外資系企業のマーケターなどとお話をする機会では当たり前のように、顧客を自社に身も心も依存させられるかという戦略が語られる。「ファン化」というおとなしい言い方をする人もいれば、「熱心な信者にしたい」ということを公言する人もいる。

なぜそろいもそろって、カルト宗教の教祖のようなことを言い出しているのかというと数年前から、「マーケティングってのはそういうものだ」という認識が広く浸透しているからだ。《中略》

ファン、リピーター、ヘビーユーザー、常連客、いろいろ呼び方はあるが、それらに共通しているのはその製品やサービスに心も体もベッタリと依存しているということだ。

「依存」をしているから何度でも購入する。「依存」をしているから他に浮気をしない。

これこそが、華々しい実績もある「敏腕マーケター」が、「覚醒剤」などという不適切極まりない言葉を使ってしまった理由の一つではないか、と筆者は考えている。

つまり、「顧客を依存させたい」ということを朝から晩まで思いつめて考えていたところ、いつの間にやらそれが頭のほとんどを占めるようになってしまって、人としてのモラルも、社会人としての一般常識もスコーンとどこかへ飛んでしまった。

その「空白」にひらめいたのが、「生娘シャブ漬け戦略」ではなかったか。《中略》

共感もしないし同情もできないが、こういう非常識な失言が生まれてしまう精神的な土壌は、なんとなく理解できる。《後略》

[via:ITmedia NEWS]
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2204/19/news056.html

受講生「教室で笑い起きた」

開講初日の4月16日、対面授業でキャンパスに集った受講生たちに課されたのは、牛丼チェーン吉野家のマーケティング課題の解決策をグループで話し合い、発表するというものだった。教室には教授や講師陣も同席していた

受講生は授業の様子を振り返る。

「酷い性差別であるのはもちろん、覚醒剤で苦しんでいる人もいるのに、冗談にして笑って話して良いことだとは思えません。男性客に対しても『家に居場所のない人が何度も来店する』という趣旨の発言がありました。

企業の社会的価値が求められる時代に顧客を中傷する発言をすることに強い怒りを覚えましたし、その発言が教育機関でなされたことにも驚きました。

また、本心は分かりませんが教室にいた受講生の中には笑っている人もいて、温度差を感じました」(受講生)

当時、教室には早稲田大学の教授をはじめ講師陣、運営スタッフが数名同席していたが、その場で注意する人はいなかったという。

受講生がすぐに大学の運営サイドに上記のような発言があったことを報告して謝罪を求めたところ、講義の最後に早稲田大学教授から謝罪の言葉があったという。

一方で伊東氏本人は既に離席していたためか教室での謝罪はなかったそうだが、16日に直筆での謝罪が受講生個人宛てに送られてきたそうだ。《後略》

[via:Business Insider]
https://www.businessinsider.jp/post-253254


19日付で掲載した役員解任のお知らせ

吉野家 伊東常務を解任

吉野家は4月19日、伊東正明常務取締役を「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することの出来ない職務上著しく不適任な言動があった」として解任したと発表した。

[via:ITmedia NEWS]
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/19/news130.html

早大の講師はクビ

早稲田大学は18日、公式サイトで、不適切発言を行った伊東正明氏について、講師から除外することを明らかにした。

1日で3社契約解除

伊東正明氏は19日、「吉野家HD」の執行役員および吉野家の取締役から解任された。

さらに社外アドバイザーを務めていたコンサルティング企業「M―Force」と「アクセンチュア」からも契約を解消され、1日で3社から〝クビ〟を通告される形となった。

[via:よろず~ニュース]
https://yorozoonews.jp/article/14601440
https://yorozoonews.jp/article/14602193

新商品発表会とCM中止で
藤田ニコルとばっちり

批判の声は高まる一方で、タレントの藤田ニコルが出席して19日に行われる予定だった新商品の発表記者会見は中止に。また、同日から放映予定だった藤田ニコルを起用したテレビCMの放映を見合わせた。

さらに、ネット上では「♯吉野家不買」が拡散されている。《中略》

ネット上ではハッシュタグ「吉野家不買」が広がり、「到底容認出来ません」「もう二度と吉野家には行きません」「こんな言葉は一般人は使わない」などと批判の声が続出。

今後は他の牛丼チェーン店に行くことを自己申告するコメントも多く見られた。

[via:中日スポーツ]
https://www.chunichi.co.jp/article/455536


新商品「親子丼」並盛437円・大盛624円(ともに税込)

新商品「親子丼」は発売開始

常務の〝生娘シャブ中〟発言で大バッシングにさらされている吉野家は、4月19日から新商品である「親子丼」の販売を全国の店舗で始めた。2012年に販売していた商品を、10年の開発期間をかけて復活させた。

何もなければこの日に吉野家はタレントの藤田ニコルが参加する新CM発表会見を行う予定だった。会見では親子丼のPRもあったはず…というわけで店舗におもむき、実食してみた。

都内23区内のある吉野家に入店すると先客が2人。うち1人は女性だった。親子丼が写ったメニューをながめていると、女性店員が「今日から始まったんですよ」とアピール。並盛437円を注文した。

吉野家の公式サイトでは親子丼について「とろりなめらかな玉子、ぷりっとした鶏肉、シャキっとした玉ねぎ、それぞれの食感を楽しめる吉野家特製たれをたっぷりと使った一品です」とある。

さほど時間を置かずに提供された親子丼にはネギが散らしてあった。〝三つ葉派〟からすると少し残念かもしれない。鶏肉の量に不満はなし。サイトの説明通り、タレはたっぷりだ。

吉野家ファンの50代男性は、吉野家の牛丼の味について「ほかのチェーン店のように甘くないところがいい」と話していたが、親子丼のタレも甘くない。吉野家ファン好みの味付けになっているのではないか。なにより安い点はいい。

食べている最中にも客は増え、テイクアウトしていく人もいた。〝生娘〟発言の影響は今度どう表れるのか。

[via:東スポ]
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4138817/

ネットの反応

・炎上も想像以上だったね
・こんなん一般人の発想じゃないだろ
・ヤクザや半グレが身内のみで会話するときにしか出てくる可能性が無いレベルの発言
・しゃぶずけ丼ください!
・本当に言ったんだな「牛丼中毒」が誇張されただけかと思った。ほんとあり得ないバカw
・開発部が可哀想
・自社の製品を覚醒剤に喩える常務が狂ってるわ
・経営陣がクスリや豚の餌みたいな扱いしてんだもんな
・童貞シャブ漬けだったら「チー牛www」で済んだのに
・生娘シャブ漬けのあとに、親子丼じゃ印象わるすぎ
・親子丼に別なエロい意味があるからな
・母娘丼の発表だっけ?
・10年かけてじっくり開発済みなんだよな
・発売はするんか。
・生娘をシャブ漬けにしただけじゃ飽き足らず母親まで
・生娘つゆだく シャブ漬けセット テイクアウトで!
・AVのタイトルになりそうだなw
・若い雌牛の肉だけ使いました、なら生娘丼で成立するw
・生娘ってニコルンのことだったの?
・ニコルやめたくなるやろこんなの
・まあネットではしばらく生娘シャブ漬け丼会社のイメージで語られるだろうけど実害はそんなにないだろ
・吉野家「もう辞めた人だからうちは関係ありませーん」
・10年掛けた親子丼が逆に注目されてマーケティング大成功!
・なか卯よりうまいんだろな?
・実名と顔が出てるし、もうオワリだなw
・炎上マーケティング講師にジョブチェンジだ!
・現代でコンプライアンス無視は破滅を招く
・もう昭和ジョークは言えない世の中になるのか
・実際に生娘をシャブ漬けにしたのと同じくらいの社会的制裁を受けなきゃならないなんて
・ポリコレでなくてもアウトかなあ
・生娘シャブ漬け
 ↓
 10年かけて開発した親子丼
 ↓
 かいにん

 めでたしめでたし

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