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12年前の短編映像『希望の党』に注目 「まさに現在進行形のことじゃないか!」の声

2017/09/27

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希望の党。小池百合子都知事が2017年9月25日、立ち上げを発表した新党の名前だ。ところが、これと同じ名の政党が、12年前に総務省などが製作した短編映画に登場するとして、話題を呼んでいる。

これはとんでもない未来予知かもしれません。

本日爆誕した小池百合子都知事が代表を務める新党「希望の党」。なんと12年前の2005年に総務省と明るい選挙推進協会が制作した「希望の党」を紹介する動画が発掘されて大きな話題となっています。

監督は「ガメラ」シリーズや「就職戦線異状なし」、「デスノート」などで知られる金子修介さん。主演には渋谷飛鳥さんと木下ほうかさんというキャストで、20分間の短編作品です。

あらすじとしては2005年当時らしく「誰に投票しても変わらない」と考えて選挙に行かない夫婦と、熱心に翌日の選挙に行くように勧める娘といういかにも「選挙に行こうキャンペーン作品」らしい出だし。

しかしその選挙が終わると政権を取るのが耳慣れない「希望の党」という政党で、徐々にこれまでの終わりなき日常が変わっていき、ついに…というディストピア展開。

そして万を持して楳図かずおが登場し、想像を超える超展開へとなだれ込みます。

選挙に無関心なダメな大人と国の未来を考える真面目な子供、そしてそうした真面目さを易々と汲み上げて権力を奪取するポピュリズムとファシズム。

その止められない暴走の末路など、まさしく2017年現在の日本の社会状況の危険性を浮き彫りにしてます。

この政党に「希望の党」という明るく分かりやすい名前を付けた金子監督。小池都知事の「希望の党」の行く末をどこまで予見しているのでしょうか?

小池新党「希望の党」の公式PR動画が公開された。上記作品と呼応するかのような内容、緑のイメージカラーなど、コラボレーションが疑われるレベルで共通点を感じられるものになっています。

なお、「希望の党」の設立を公表した翌日という早すぎるタイミングで公開されたことから、「希望の党」の旗揚げが十分に時間を持って計画されていたことは間違いありません。

実際に「希望の党」という名称は2017年2月の段階で商標登録の出願を小池都知事本人が行っています。

[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13662811/]

短編映像「希望の党」ストーリー

映画は序盤、木下ほうかさん演じる父親、渋谷飛鳥さん演じる高校生の娘らによるコミカルな掛け合いで展開される。

父親は、「誰が政治家になっても変わらなくない?」「たかが選挙で……」とのたまう政治に無関心な大人で、選挙にもほとんど興味を見せない。

真面目な娘からは、選挙にちゃんと行くように繰り返し促されるが、結局妻とのデートを優先して、投票をサボってしまう。ここまでは、よくある「啓発映画」的なムードだ。

ところがその選挙で、「希望の党」なる新興政党が過半数を制し、政権を奪取してしまう。数カ月後、「国民権利義務省」から父親に届いたのは、「国民選挙義務新法に基づき、その選挙権を剥奪する」という封書だった。

実は、件の選挙で「希望の党」は、3回続けて投票しなかった国民からは、選挙権を剥奪するという政策を掲げていたのだ。

逆に、「希望の党」支持者となっていた娘をはじめ、政治に関心の高い未成年には特別に選挙権が与えられる。

呆然とする父親に、娘は立て続けに言い放つ。

「権利って当たり前にあるものじゃなくて、勝ち取って、それを維持していく努力を忘れちゃダメなんだよ」

「どういう人が選挙権を持った方がいいと思う?お父さんのように大人だけど、政治のことにまるっきり関心も責任も感じていない人?それとも、あたしのように未成年だけど、政治にも関心があって勉強もして、日本の国をちゃんとしたいなって思ってる女の子?」

過激な政策が次々と実現され…

選挙権を得た子どもたちの支持も背景に、「希望の党」は次々と改革を実行する。ペットを処分した女性は「生類憐みの法」で逮捕され、痴漢した男性は死刑になる。

ようやく国が間違った方向に進んでいることに気付く父親だが、選挙権を持たないことから反対の声を上げる機会もない。

ついには戦争が勃発し、娘までもが出征することに――ここから、物語にはさらなるどんでん返しがあり、皮肉な結末を迎えることになる。

[via:https://www.j-cast.com/2017/09/26309501.html]

ネットの反応

・現実が妄想を追い越しているんで、絶句するしかない。
・これはシュール過ぎ。
・これはすごい。
・予見性などではない。全ては計画のうち 彼らの良くやる手でしょう
・現実先取り。星新一のショートショートみたい。でも現実のほうが怖いかもしれない。リアル希望の党の方がもっと。
・見てみたら、「痴漢冤罪」の話とか、動物愛護法とか、集団的自衛権とか、現状をいろいろ予見していてすごすぎる。小池の新党は関係なさそうだけど。
・総務省ってのが怖い。
・ポピュリズムとファシズム。その止められない暴走の末路など、まさしく2017年現在の日本の社会状況の危険性を浮き彫りにしてます。
・真面目な話、小池百合子率いる希望の党は、憲法改正を視野に入れているし、このドラマのようなことが起こるリスクはかなり大きい。
・見た。悪寒がした。まさに現在進行形のことじゃないか!

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