【都市伝説】黒い人形
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百物語
^12/09/13 00:18
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100話に達すると怪異が起こるという百物語。
ある若者グループが10人で百物語をすることにした。
1人の家にみんなが集まり、家中の電気をすべて消した。
夕方から開始した百物語は明け方近くになり、ようやく99話にまで達した。
あと1話で怪異が起こる…
そんな重たい空気が流れ、誰も最後の1話を語ろうとはしない。
沈黙と暗闇がしばらく続いた。しばらくして1人が沈黙をやぶり話し始めた。
そして、話が終わり再び沈黙が流れる…
「何も起きねえじゃん」
1人が立ち上がり電気を付けた。
確かに何か起きた様子も無く、全員が安堵した。
「最後の話まじで怖かったな〜、あれは誰の話?」
と聞くと、みんな自分は話していないと言う。
今思えば確かに聞き覚えのない声だった。
嫌な空気が辺りを包む…
ふとある気配に気づき、全員が一斉に部屋の隅へ視線を向けた。
そこには黒くうごめく物体があった。
その物体は不気味な動きでこちらへ近づいてきた。
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