【いい話】とある中華店で



11 それでも続くんだな
^09/09/04 16:18
a:MA35

その時、その子供の携帯が。
「えっ、親父?何、慌ててんだよ。お、親父?」
次の瞬間、聞いた事もない低い唸り声が。
「あぁ、だから…言ったんだよ。仕事してるって…うちのケルちゃん。」
唸り声の次に聞こえたのは多分、子供の断末魔だろう。
次の瞬間、何か生暖かいモノが私の顔を這った。
次の瞬間、私は眼など見えないままが良かったと。
中華店で見たあの犬の面影など無くなった黒い三頭を持つ犬があの親子3つの頭をガジガジと噛み砕いていた。

気付けば良かった。
あの主人は犬に触ろうとした子供に注意し、普通に北京ダックを食べてた時に。

そして、背中に生えてた黒い翼とカウンターに立てかけられた黒い大鎌を見た時に。





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