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【暇つぶし】ケータイの着信音を聞くと倒れてしまう

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世の中には知られざる奇病が数多く存在する。一度睡眠状態に入ると何カ月も眠り続ける「眠り姫病(クラインレビン症候群)」や、突然多国のアクセントに変わってしまう「外国語様アクセント症候群」。また、若くして年老いたようになってしまう「脂肪異栄養症(リポジストロフィー)」、睡眠時に性的衝動を起こしてしまう「睡眠障害 (セクソムニア)」など。治療方法もわからない病気も少なくない。

最近イギリスのメディアで取り上げられたとある女性は、感情が高ぶると気を失ってしまう病気「カタプレクシー」にかかっている。不意に聞いた携帯電話の着信音でさえ、彼女は気を失ってしまうというのだ。

英・リバプール在住のケイトリン ・ウォレスさん(26歳)は、2010年2月頃から症状が見られ始めたそうだ。医師の診断によるとカタプレクシーと「ナルコレプシー」にかかっている疑いがあった。

カタプレクシーは喜怒哀楽や恐れ・羞恥といった過度の感情の高ぶりにより発生する発作である。発作が起きると、筋肉の緊張が消失し、その場に崩れ落ちるように倒れてしまうのだ。すぐに回復する場合もあるが、彼女はそのまま眠ったように身動きができなくなってしまう。また、ナルコレプシーは場所や状況を選ばずに強い眠気に襲われる発作的な症状だ。

それまで歯科医の受付として働いていた彼女は、仕事を辞めざるを得なくなった。また車の運転も、いつ何時発作に襲われるかわからないために、断念したのである。

彼女が発作を起こす引き金は、日常にあふれている。携帯電話の着信音や旧友からの手紙、ときにはささやかなジョークに笑って、感情が高ぶると気を失ってしまうのだ。買い物に出かけたときには、5年ぶりの友人とばったり出会い、お互いの近況を話したかったようなのだが、やはり気絶してしまった。

一人では料理をすることも、お風呂に入ることさえもできない。現在、彼女の生活を夫のジョンさんが献身的に支えている。彼は最近、発作に随分慣れており、気を失いそうな兆候を敏感に察知して、事前に彼女の体を受け止めている。また、場合によっては車椅子で外出することもあるそうだ。

専門医の話では、薬の投与で症状を快方に向かわせることができるとのことである。しかしながら、夫婦にとってこの症状がもたらすとてんも辛い側面がある。それは、誕生日や記念日に特別なプレゼントを用意できないことだ。サプライズを仕掛けたいと思っても、驚くと気絶してしまうので、なるべく驚かないようなものを用意しなければならない。

それでもケイトリン さんは自らの症状を書き記すことで、同じ病気に苦しむ人の役に立つ作家になりたいと願っている。1日も早く彼女の病気が快復に向かうことを願う。

[MailOnline]

(2011/11/29)
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[PV:22397]

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2 名無しの面白ニュースマニアさん
^11/11/29 19:27
a:CA3A

夫がいることにビックリ

1 名無しの面白ニュースマニアさん
^11/11/29 18:28
F:SH06B

やっほー

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