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カテゴリ:なるほど

風俗嬢の起源は巫女だった!?

2015/02/25

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世界でも随一の風俗大国・ニッポン。今あるソープランドやファッションヘルスなどは戦後に急成長し、ゼロ年代にデリヘルが隆盛。時代背景や法律などの影響を受け、手を変え、品を変え、生き残ってきた。

しかし、ニッポンの風俗は何も戦後にすべてできたわけではない。そのルーツを辿ると古代にまで遡ることができるのだ。

風俗の源泉となった古代。なんと風俗嬢の原型は『巫女』にあるというのだ。その驚くべき記述は、日本最古の歴史書『古事記』のなかの「天の岩戸」というエピソードにある。

あらすじはこうだ。

スサノオが高天原で狼藉を働くので、最高神である姉のアマテラスは岩戸の中に隠れてしまい、高天原は真っ暗になった。

困った八百万の神々は岩戸の前で様々な儀式を行なった。どれも失敗に終わったが、アメノウズメノミコトという巫女の登場で、事態は好転する。

 原書ではこう記述されている。

「槽伏(うけふ)せて踏み轟こし、神懸かりして胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと)に押し垂れき」

簡単に要約すると、伏せた桶のような物の上でアソコに紐を垂らしながら、全裸で踊ったのである。これに八百万の神々は大笑い。この事態が気になったアマテラスが岩戸の外に出てきて、高天原に光りが戻ったというエピソードだ。

これは日本最初の踊りと位置づけられ、芸能の原点だとされている。いわば現代のストリップショーのようなものである。
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実はこの神話は、当時の巫女の役割を記述したものだと考えられている。巫女との性交によって神の言葉を聞く意味があったとされ、まだ金銭による対価の支払いはなかった。

このような売春を生業とする巫女たちは、平安時代に入ると、旅をしなくなり土着するようになった。おもに大きな神社のそばに『遊里』と呼ばれる風俗街を形成。

平安後期の学者・大江匡房は『遊女記』などで、その盛況ぶりを記している。この頃から「遊女」と呼ばれるようになり、より風俗嬢らしい呼び名が登場してくる。

ただし、風俗街が神社のそばに置かれたのは、まだ神との交流という意味合いが強かったからだ。いわば売春は神事に近かったのである。

古代の欧米諸国では、おもに売春を行なうのが奴隷であったのに対し、日本では巫女が担ってきた。

こうした違いには宗教的な考え方の違いが多分にある。売春=悪という図式は非常に西洋的だ。ましてや風俗の防止が女性解放に繋がるというのは、日本古来の文化や歴史を踏まえれば、偏った見方にすぎないということがわかるだろう。

[引用/参照:http://www.menscyzo.com/2015/02/post_9087.html]

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  • 名無しのニュースマニアさん 2015/02/26 20:52

    巫女とやりたい!

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