米中部アーカンソー州で、同級生の家にいたずらをしに来た少年少女らの車に向け父親が発砲し、15歳の少女が死亡する事件があった。地元メディアが伝えた。

地元テレビ局KARKによると、14～18歳の少年少女7人は15日朝、1台の車で同級生の男子生徒の家に乗りつけ、生徒の車に落ち葉やマヨネーズ、卵を投げつけた。

同州リトルロックの警察官が同局に語ったところによると、この男子生徒は昨年のハロウィーンに7人のうちの何人かに対しいたずらをしたとされており、
7人は友人に対して軽い仕返しをするつもりだったという。

だが、男子生徒の父親のウィリー・ノーブル容疑者（48）は玄関のドアを開けると、走り去る7人の車に向け発砲。
頭に銃弾を受けたエードリアン・ブロードウェイさん（15）が死亡し、もう1人が割れたガラスによって軽傷を負った。

ブロードウェイさんは、人気者のチアリーダーだったという。
16日夜に開かれた追悼集会で友人は「彼女らはただ、ティーンエージャーらしいことをしようとしていただけだった。ティーンエージャーは間違いを犯すもの。
あれは、そんな間違いのうちの一つだった」と語った。

地元紙アーカンソー・デモクラット・ガゼットが内容を伝えた18日公開の警察報告書によると、殺人の疑いがかけられているノーブル容疑者は警察に対し、少女らを脅かそうとして発砲しただけだったと供述している。

[AFP]
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