こちらはとある物理の試験の為に夜な夜な制作したカンニング用カンペのようだ。まるで暗号の様に記載されたこの式は試験を解くカギとなる公式のようだが、素人の目ではいったい何が描かれているのか判らずまさしく暗号だ。

海外のサイトではこのかんぺを見た物理の判るユーザから「あまりに美しい」と絶賛されている。しかし問題なのはこのカンペが役に立ったかどうかだ。

こちらがカンペの完全版だが、写真もでかい上にファイルサイズもおおきめ。よく見ると式のようなものが描かれているが見えるだろうか。虫めがねでしか見えないような小さな字でなんとレポート用紙1枚に収めているところが凄まじい。恐らくテストの為に夜な夜な書き写したのだろうが、もはや公式と言うよりも設計図。素人にはこれがいったい何を意味するのかは見当もつかないが、テストを解くための重要な手掛かりになると言う事は言うまでもない。

もちろんレポート用紙1枚におさめたのは他でもない、カンニングをする為であると推測されるが、このような小さな文字が描かれた用紙の中から必死に公式を探しているようでは、教官に見つかるのも時間の問題の様な気もする。

日本でも割とカンニングは横行しているようで、少し前までは携帯に答えを別の者が転送すると言うとんでもないカンニングも発覚しているが、それに比べればこのカンニングはむしろほめてあげたいレベルだが、世の中は底まで甘くは無いようだ。

試験が始まると緊張して覚えたことが飛んでしまうという間抜けな現象はなんとかならないものか。

[秒刊SUNDAY]
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