9日午後3時ごろ、重慶市渝北区冉家?の路上、それもセンターライン上に1台の車が止まっているとの通報がありました。

車は、白のマセラティ・グラントゥーリズモで、渝Aで始まるナンバーがついています。現場は道幅も広いですが、マセラティの横を通過する車はその大部分が速度を下げ、大型車は更に慎重に横を通り過ぎていきます。

警察が持ち主を探していると、1時間ほど過ぎたころに1人の女性が現れました。

ボーダー柄のＴシャツにデニムのショートパンツをはいた女性は、自分の車だと認めるとこう言ったそうです。「駐車枠がどこも空いてなかった。自分が来たときにはほかにもセンターラインに止めている車がいた。だからそれに従って止めただけだ。戻ってきたら自分の車1台だけだった。ほかの車がどこに行ったのかは知らない」。

「車は姑名義でほとんど使ってなく、日頃からもったいないと思っていた」という、22歳、大学を卒業したばかりと名乗る女性は、警察が切符を切る間、悠々と日傘をさして涼みます。

[HEAVEN]
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