2013年9月2日、台湾のケーブルテレビ局・東森電視によると、台湾の高雄市に住む25歳の女性が見知らぬ男からかかってきた電話を彼氏からのものと勘違いして自身の全裸写メール・動画を送信してしまい、その後も迷惑電話が何度もかかってくる事件が起きた。中国新聞社が伝えた。

女性に電話がかかってきたのは午後3時半ごろ。外で買い物をしていたところに電話があった。男は女性に「ハニー、君に会いたいよ」と言った。普段から「ハニー」「ダーリン」と呼び合っていたため、女性は男を彼氏だと勘違いしてしまったと涙ながらに振り返る。知らない電話番号だったが、男が「携帯電話を水の中に落としてしまい、同僚の携帯からかけている」と話したのを信じ切ってしまったという。

男は「君に会いたい」と繰り返し、さらに「服を脱いだ君の姿が見たい」と言い出した。女性は恥ずかしいとは思ったが、彼氏が甘えているのだろうと思い、「どうすればいいの？」と聞くと、男は別の電話番号にTV電話をかけてほしいと言ってきた。女性はレストランのトイレでその電話番号にかけ、服を脱いで全裸になった姿の動画や写メを男に見せてしまった。

その後、本当の彼氏から電話がかかってきて、女性が「携帯直ったの？」と聞いたことをきっかけに、先ほどの男が彼氏ではなかったことに気づいた。その後も男から「もう一度やってみせろよ」などと2日間で40回近くも電話がかかってきたため、女性はついに警察に通報。電話番号から男の身許が割り出された。出頭を促したが応じなかったため、男は書類送検された。

[レコードチャイナ]
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