マンションで大麻草１１１株を栽培したとして、大阪府警淀川署は４日、大阪市淀川区東三国、雑貨店経営沖二海男被告（５２）（公判中）を大麻取締法違反（営利目的栽培）容疑で再逮捕した。

生育を早めるため大麻草を照らしていたライトが畳の上に落下、火事になり、発覚したという。

　発表では、沖被告は昨年９月２０日、自宅近くに借りたマンションの一室で、販売目的で大麻草を育てた疑い。同日、部屋から煙が出ているのに管理人が気づき、駆け付けた消防隊員らが、大麻草の鉢植えや乾燥大麻１・７キロを見つけた。

　沖被告は翌２１日に出頭し、同法違反（営利目的所持）容疑で逮捕、起訴された。最初の逮捕当初は営利目的所持と栽培を認めていたが、現在は黙秘している。

　一方、同署は沖被告を再逮捕後、逮捕状記載の氏名が「沖二三男」と誤っていたとしていったん釈放し、改めて逮捕状を取り直した。逮捕状を発付する際、大阪地裁側が誤って記したという。こうしたミスは珍しく、同署は「今後書類の確認を徹底する」としている。

[読売新聞]
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130205-OYT1T00253.htm