沖縄県警は9日、大麻取締法違反(営利目的譲渡など)の疑いで福岡県宇美町の元町議時任裕史容疑者(42)(逮捕後の11月に辞職)ら男女計20人を逮捕・書類送検したと発表した。
県内在住の米軍属3人や当時高校生だった3人、一般外国人4人も含まれる。
高校生が摘発されたことに、県教育庁は「県外の元町議が県内の高校生への提供に関わっていたことに衝撃を受けると同時に憤りを感じている。引き続き危機感を持って児童生徒の薬物乱用防止に努める」とのコメントを発表した。
県警によると、時任容疑者が知人から大麻を仕入れ、2017年2月ごろから知人の米軍属の男(39)に販売。その軍属が知人ら少なくとも10人に大麻を売りさばいていた。自宅に呼んで直接手渡ししていたという。
時任容疑者は以前県内でバーを経営しており、その時に軍属と知り合ったという。軍属は大麻所持のほか自宅で大麻草6株を栽培。高校生だった軍属の息子が、近くに住む日本人高校生2人に大麻を販売していたとされる。
大麻売上は議員活動に
県警が押収した乾燥大麻は220グラム(末端価格115万円相当)。
逮捕されたのは軍属3人や軍属の息子、当時高校生だった日本人の男子生徒1人を含む17人。残り3人は書類送検だった。
県警は時任容疑者を10月24日に大麻取締法違反(営利目的譲渡)容疑で逮捕。宇美町議会事務局や議員控室などを家宅捜索した。時任容疑者は「売上金は議員活動に使った」などと供述しているという。
同町議会事務局によると時任容疑者は14年2月に初当選し2期目だった。事件は沖縄署、県警組織犯罪対策課、九州厚生局沖縄麻薬取締支所が合同捜査した。
[via:沖縄タイムス]
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/508551
若い世代への熱い思い
2018年2月、2期目を目指す宇美町町議会議員の選挙戦で時任被告は、このような演説をしていた。
<時任被告の演説より>
「幸せを実感できるような、良い街を作っていきましょう!お年寄りには優しく、若い青年たちには希望が持てるような…」
「若者の上には輝く希望の光をもって次世代を担っていくように、子供たちを育てていこうではありませんか!」
故郷への展望、特に若い世代への熱い思いを語っていた時任被告。
宇美町の木原忠町長は、時任被告のことを「とりわけ青少年の健全育成や環境問題、健康問題などに詳しかった。
もっと街を活性化したいと、そういった情熱・意欲に燃えた議員だった」と評価していた。さらに関係者によると、時任被告は特に若者の支持者が多かったという。
その町議が、なぜ大麻の売買に手を染め、未成年者まで検挙される事態となってしまったのだろうか?
「直撃LIVEグッディ!」はスタジオに違法薬物事情に詳しいノンフィクションライター・石原行雄さんをお招きし、大麻の入手ルートについて解説していただいた。
広瀬修一フィールドキャスター:
時任被告は取り調べに対し「2017年2月ごろから大麻を売っていた。自分でも使っていた」と容疑を認める供述をしています。今回は、当時高校生の男子生徒が逮捕されたことをきっかけにアメリカ軍属の親子が逮捕され、最終的に時任被告と、時任被告に栽培した大麻を譲渡していた鶴被告が逮捕されました。こういった逮捕は、スタンダードな形でしょうか?
石原行雄氏:
そうですね。典型的な芋づる方式です。密栽培者である根っこまでキレイに引っこ抜けたケースだと思います。
安藤優子:
芋づるの末端には高校生が買う側としてぶら下がっていて、私はとても驚いたんですが…。私が知らなかっただけで、当たり前のように起きているんでしょうか?
石原行雄氏:
高校生は一番興味の沸いている世代ですから、自分でネットで調べて薬物を買っているケースも珍しくありません。
安藤優子:
ネットで調べて、すぐ売人に行きつくものなんでしょうか。
高橋克実:
でも今回の場合は、(アメリカ軍属の)10代の息子から譲渡されていますからね。
石原行雄氏:
そうですね。一番近いところにそういう人物がいると、興味を抑えられなくて手を出してしまうということになりがちだと思います。
倉田大誠アナウンサー:
時任被告は自分の譲り渡したものが結果的に高校生に渡っていたわけですが、これについて時任被告は知っていたのか全く知らなかったのか、どう見るべきでしょうか?
石原行雄氏:
今回のケースは、子供の未熟さにつけ込んだような手口ではないと思います。ただ、普通に考えればどんどん広まっていくのは分かっているはずなので、そこは暗に分かっていたんじゃないかと思います。
大麻が身近になってきている
安藤優子:
時任被告と鶴被告は長年の知人だったそうですが、長年の知人がたまたま大麻栽培に手を出したのか、大麻栽培をしていると知っていて知人になったのか…、長年の知人が大麻栽培を始めるって、そんな都合の良い話があるのかという感じはするんですが。
石原行雄氏:
そこがケミカルドラッグと大麻の違いで、大麻は1回手を出してしまうと、その中に種が入っていて自家栽培できてしまうんです。
広瀬修一フィールドキャスター:
石原さんによりますと、一般人の間で大麻を売買しているケースが非常に多いとのことです。
<なぜ一般人が大麻の売人をしている?>
・個人使用の目的で栽培を始め、量が増えてきたら顔見知りに譲渡⇒知人限定など、小範囲での売買が増加し、摘発が困難な状態になる可能性も…
サバンナ高橋:
そんなに簡単に栽培ができるんですか?
石原行雄氏:
10年前に、大麻を自家栽培していた大学生が立て続けに検挙される事件があったんですけど、カップ麺の空き容器にそのへんの土を入れて種を入れるだけで、育ってしまうんです。
安藤優子:
今回、アメリカ軍属の10代の息子が高校生に大麻を渡していました。おそらくお金が伴っていると思われますが、高校生でも買えるような値段なんですか?
石原行雄氏:
友達関係ではない一般的な売人から買う場合でも、1g5千円前後です。高校生がバイト代で買えてしまう値段というのも問題だと思います。
[via:FNN PRIME/直撃LIVE グッディ!]
https://www.fnn.jp/posts/00049357HDK/201912101939_goody_HDK
ネットの反応
・なんじゃこりゃw
・環境活動にハマった奴のクサ絡みの話多すぎ
・大麻マネーで議員活動
・売人が給料をもらいながら町議をやっていたと
・福岡の町議が福岡で売りさばいたんじゃなくて沖縄で売りさばいたのか
・町議が売人かよ。さすが修羅だ!
・大麻、福岡と沖縄。つながりが充分にあるんだろ。
・また修羅の国の名が上がってしまう
・なんかメキシコとか南米感あるな福岡は
・町長銃撃とか町議失踪とかが当たり前に起こる県
・町議なんて小金持ちボンクラの集まりだもんな
・沖縄で大麻売ってた時任裕史容疑者は玉城デニー沖縄県知事と同じ小沢自由党出身←この事実隠蔽されすぎだろ
・国民民主党の森ゆうこが選挙の時この売人に「祈 必勝」って書を送って応援してたってまじ?
・時任は森裕子に複数年、政治資金献金してる
・森ゆうこ議員は選挙支援について説明責任を果たす必要あり
・安倍昭恵「大麻文化を取り戻すことは日本を取り戻すこと」
・ラブアンドピースな活動やん
・大麻の害は少ないことが海外で証明されているんだから解禁すれば済む話だろ。
>大麻は無害ってのは嘘だし
>そんなズレたこと言ってるお前みたいなバカがいるから大麻解禁がはかどらないんだわ こんな事件をネタに大麻解禁しろとかいったらジャンキーの寝言にしかならんだろ?
・大麻解禁するには精神的依存や誘惑性を否定して経済効果の議論で勝たなきゃいけない
・タバコと同じように合法化すればいい税収も増える
>大麻が蔓延し過ぎて警察が音を上げたら合法化するよ。カナダとかそんな感じ
・地方議員て定員5人、出馬したのが6人みたいな選挙区がたくさんあるから、下手したらどんな奴でも通ってしまう。
・こいつが町長になって、麻薬特区とか作られたらヤバかった。
・さすが福岡は先進県だな
・芋づる式が現実になった稀な例だな