昨年1年間に全国の警察が把握した不正アクセス禁止法違反事件のうち、オンラインゲームや交流サイトで他人のアイテムを不正に取得する手口が662件(前年比304件増)と急増したことが28日、警察庁のまとめで分かった。
スマートフォン(多機能携帯電話)の普及で、交流サイトが若者を中心に広がっており、同法違反で摘発された154人中、10代が64人を占めた。警察庁の担当者は「子どもがパソコンやスマホに接する機会が増えているが、個人情報の扱いに対する教育が不十分なのではないか」と分析している。
警察庁によると、他人のID、パスワードを悪用するなどした同法違反事件の摘発者数は過去最多。認知件数は1251件(同362件増)、摘発件数は543件(同295件増)。
摘発された容疑者のうち、10代の割合は2年連続で40%を超えて最多となり、20代の22・1%、40代が18・2%と続いた。
ID、パスワードを不正取得した手口は、言葉巧みに聞き出したり、のぞき見たりしたのが229件で最も多く、パスワードの設定や管理の甘さにつけ込んだのが122件、IDなどを知り得る立場にあった知人らによるものが101件。
不正アクセス後の行為は認知件数ベースで、オンラインゲームや交流サイトでのアイテム不正取得が52・9%を占め、ネットショッピングでの不正購入が17・8%、情報の不正入手が7・9%、ネットバンキングの不正送金が7・6%と続いた。
不正アクセス禁止法違反を含め、ネットを利用した詐欺や児童買春・ポルノ禁止法違反など「サイバー犯罪」全体の摘発件数は、前年より1593件多い7334件だった。
[サンスポ]
http://www.sanspo.com/geino/news/20130328/tro13032812220001-n1.html
30代飛び越しての40代……
40代ヲタきもいわ