1匹の小さな白猫が刑務所のゲートをすり抜けて入ってきたとき、看守は不審に思ったという。このため猫を捕らえて調べたところ、その体に携帯電話やドリル、小型のこぎり等、持ち込み禁止の品々がテープで巻き付けてあったそうだ。
アラゴアス州刑務所のスポークスウーマンは、「猫が捕らえられたのはアラピラカにある中度の監視刑務所です。昨年の大晦日のことでした」とコメント。
地元紙の報道によると、今回の密輸事件の容疑者は、同刑務所に服役中の263名の受刑者全員だという。「猫は話せませんからね。特定の受刑者を割り出すのは困難です」と刑務所の広報担当者は話している。
[AP]