「模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げます。しかしながら、エンブレムのデザイン以外の私の仕事において不手際があり、謝罪致しました」
「もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」
盗作疑惑が取り沙汰され、東京五輪のエンブレム案が使用中止になったデザイナー、佐野研二郎氏のコメントだ。
騒動から4か月がたとうとするいま読み返すと、「オレはホントは悪くない」という本音がダダ漏れしていたのがよく分かる。
「佐野さんは騒動のあと、『ネットの奴らが騒いでいるだけだ』と彼を批判するネット民にかなり怒っている様子でした。
佐野さんがデザインを担当する大手のクライアントもみんな彼に同情的で、ロゴデザインを手がけた企業の最高幹部が『佐野さんを励ます会』を開いたほど。そうした励ましもあって、いまでは意気揚々と仕事しています」(佐野氏を知る広告業界関係者)
佐野氏の事務所を訪れると、「長い出張に行っております」(事務所)とのことで取材に応じてはもらえず。バリバリ仕事しているのは間違いないが、長い出張ということはかなり遠方の可能性が高い。
もしや、エンブレムの盗作疑惑を訴えたベルギー人に会いに行ったのではあるまいか。だとしたら、今度こそ疑いが晴れるとイイネ!
[引用/参照/全文:http://www.news-postseven.com/archives/20151221_372086.html]
今回は開放的に!五輪組織委がメアド100件大公開!
2020年東京五輪・パラリンピックの組織委員会が、白紙撤回された旧エンブレムの選考に応募したデザイナー100人のメールアドレスを流出させていたことが分かった。
12月21日午前に応募者に一斉送信したメールで、担当者が誤って全員に「TO」で送信したため、全員分のアドレスが分かるようになっていた。組織委は「誠に申し訳ない」と謝罪している。
旧エンブレムは、指定のデザイン賞を複数回受賞している実績を条件として募集。104作品(海外4作品含む)の応募があり、アートディレクターの佐野研二郎氏の作品が選ばれた。応募者名は公表されていなかった。
メールは、応募者のうち日本人100人に送られたもので、旧エンブレム選考過程について外部有識者による調査結果などを報告する内容。BCCで送るべきところを担当者が誤ってTOで送ってしまったため、応募者がほかの応募者のメールアドレスが見られる状態になっていた。
組織委は同日午後、改めて受信者全員にメールを送信。「本来ならばBCCで送るべきところをTOにして、本人以外のアドレスが見える状態で送ってしまった」と説明し、謝罪した。
また、前のメールを削除するなど「他の方のメールアドレスが今後利用されないよう取り計らいいただきたい」と求めた。
旧エンブレムの選考をめぐっては、事前に参加を要請していた、佐野氏を含む8人のデザイナーの作品について、1次審査に通過させるよう不正な投票があったことが、外部有識者による調査で判明したばかり。
[引用/参照/全文:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/21/news093.html]