福岡県中間市の生活保護の担当職員らが保護費の不正受給に関わった疑いが強まったとして、福岡県警は29日にも、同市の男性職員2人と受給者の女性ら計5人を詐欺容疑で逮捕する方針を固めた。
生活保護の不正受給が後を絶たない中、地方自治体職員の加担が明らかになるのは異例。
捜査関係者によると、5人は共謀し、職員2人が生活保護の手続きなどを行う担当課に在籍していた2010年頃、中間市内の無職女性(60歳代)宅に、福岡市の知人女性(40歳代)が同居していたとする虚偽の申請書を中間市役所に提出。職員2人が作成した虚偽の保護決定書類に基づき、同居女性分の保護費として、数か月分の数十万円を詐取した疑い。
[読売新聞]
えー?ありえへん