中国人ブロガーの真実的葉子在線（ハンドルネーム）さんは自身のブログで、「日本人はなぜ中国人を見下すのか」と主張している。日本人全般としては特に中国人を見下してなどいないと思われるが、筆者は「見下されている」と感じているようだ。

筆者は持論として、日本人に見下されるのは経済や制度の遅れではなく、「中国人の人間性に問題があるため」と主張し、具体的な例を4つ挙げた。

筆者が指摘した1つ目の理由は「規律がないこと」だ。例えば、公務員は常習的に遅刻し、勤務時間中に私事をするなど公私混同がはなはだしいという。また、人の噂話や愚痴を言うのが好きで、だらだらと仕事をすることも「日本人にバカにされる原因の1つ」として挙げた。

2つ目は「団結力の弱さ」。自分勝手で人の不幸を喜び、時には「他人の困難に乗じて打撃を与える」ことさえあると嘆いた筆者。自動車にひかれた女児を多くの通行人が見て見ぬふりをしたため、女児が死亡してしまうという悲しい事件にも触れ、「かつての日本人は、こうした中国人の弱さに付け込んで侵略したのだ」と主張した。

3つ目の理由は、「法順守の概念が薄いこと」。役人たちでさえ公然と法を破り、賄賂は当たり前、一般市民も法の目をくぐろうとする。「わが国では権力、コネ、お金は法律よりも重い」と糾弾した。

最後に挙げたのは「利益至上主義」だ。食品の安全や高官の腐敗などすべての問題は、 個人の利益のために道徳・風紀・法・人間性や他人と国家の利益を犠牲にしてきたために
起きたと主張。「こうした自分勝手な行為が日本人から蔑視され、利用される原因となったのだ」と結論付けた。

[ｻｰﾁﾅ]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1031&f=national_1031_003.shtml