では、実際に勤務時間内の喫煙はどこまで許されるのか。社会保険労務士の稲毛由佳さんに聞いてみた。
「労働契約では、就業時間中は職務に専念する義務が社員にはあります。あまりにも頻繁に喫煙所に行く人は職務を放棄してサボッていると見られても仕方ないと思います。
そこで、喫煙行為を休憩と捉えると、他の人がトイレに行ったりジュースを買いに行ったりする頻度や時間と同じぐらいであれば社内で波風も立ちませんし、許容範囲といえるでしょう。その目安は、お昼時間を除いて午前に1回、午後に1回~2回、時間は5分程度が許容範囲です」(稲毛氏)
だが、この範囲内で済ませたくても無理なケースが多く見受けられるという。
喫煙者のみなさん気にせずどんどん吸いましょう(笑)