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「少年ジャンプ」に持ち込んでボツになった大ヒット漫画家たち

2021/11/18

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多くの漫画家の憧れである「週刊少年ジャンプ」。編集部に認められず、その熾烈なデビュー争いに敗れてしまったものの、他誌に流れて大ヒット作家となった漫画家を4人紹介。

のちの国民的作家も取り逃していた…?

数あるマンガ雑誌のなかでも、長年発行部数トップに輝く「週刊少年ジャンプ」。多くの漫画家にとって、「ジャンプ」での連載は憧れの対象です。

しかし、実際に連載を勝ち取る漫画家はほんのひと握り。

編集部への持ち込みを経て、話の面白さ、画力、そして「ジャンプ」らしさ……あらゆる面で評価された作家のみが「ジャンプ」での連載を実現できます。

1本の新連載の裏には、膨大なボツ作品が存在しているのです。

なかには、「ジャンプ」に持ち込みをしていたものの連載できず、他誌に流れたところ大ヒットを実現させた漫画家もいます。

もちろん、面白いマンガでも作風が「ジャンプ」には適さなかった……という考え方もできますが、もしその作家たちを取り逃がしていなかったら、どれだけ歴史が変わっていたんだろうか?と考えてしまいます。

今回は、そんなジャンプで連載できなかった経歴を持つ4人の著名漫画家を紹介します。

●諫山創
代表作『進撃の巨人』

まず最初は、超ヒット作『進撃の巨人』の作者・諫山創先生です。『進撃の巨人』の持ち込みが「ジャンプ」に落とされたことは、諫山先生自身が明言しており、メディアでもたびたび取り上げられています。

当時の担当編集に言われたとされるセリフ「マンガじゃなくて『ジャンプ』を持って来い」も有名です。

ジャンプに落とされた後に「週刊少年マガジン」編集部に持ち込まれた『進撃の巨人』は新人賞を獲得。

その後、「別冊少年マガジン」で連載が開始されると、アニメ化とともに人気が爆発し、現在では累計発行部数1億部を突破する超人気作となりました。

結果だけみると、「ジャンプ」編集部は失敗したのかもしれませんが、もし通ったとしても、アンケート制の週刊連載であの重厚な物語を描ききれたのかどうか……?月刊の「別冊少年マガジン」に移行したことも成功の一因かもしれません。

●高橋留美子
代表作『うる星やつら』など

数々のヒット作を生み出してきた高橋留美子先生は、インタビューなどで、大学時代に「ジャンプ」に持ち込みをしていたというエピソードを話しています。

そのときの担当編集は、のちに鳥山明先生を発掘する名編集者・鳥嶋和彦さん。しかし、「ジャンプ」での連載は叶わず、「週刊少年サンデー」に流れてしまったのでした。

その「サンデー」で掲載されたのが、デビュー作の読み切り『勝手なやつら』。

SF要素の入ったドタバタラブコメは当時斬新で、高い評価を受けることになります。この評価がかの『うる星やつら』の連載につながり、同作は大ヒットを飛ばしました。

その後、『らんま1/2』『犬夜叉』『境界のRINNE』『MAO』と、長年「サンデー」を支え続ける作家となりました。もしも高橋先生が「ジャンプ」で連載をスタートさせていたら、大きく歴史が変わっていたことでしょう。

●オダトモヒト
代表作『古見さんは、コミュ症です。』

「週刊少年サンデー」で連載中のコメディマンガ『古見さんは、コミュ症です。』は、累計発行部数は550万部を突破し、2021年にはアニメ化・ドラマ化されるなど、注目を集めている作品です。

作者のオダトモヒト先生は、「週刊少年サンデー」の巻末マンガ『サンデー非科学研究所』で、自身のルーツが紹介されていました。

それによると、過去に「ジャンプ」に持ち込みをしたものの「つまらない」とバッサリ切られてしまったとのこと。

他に持って行ったネームも「多分意味ないと思うけど見るわー」と言われるなど、かなりひどい編集に当たってしまったようです。

オダ先生のネームは『ジャンプスクエア』の編集には好評だったものの、結局「サンデー」で「これすごくいいです!」とかなりの評価を得たため、そのまま読み切りを「小学館新人コミック大賞」に応募して、見事大賞を受賞。

その後、2014年に『デジコン』でデビューすることとなります。

そしてオダ先生は、2016年から連載の『古見さんは、コミュ症です。』で大ヒットマンガ家の仲間入りを果たしたのです。

●渡辺航
代表作『弱虫ペダル』

「少年チャンピオン」にて2008年から連載中の『弱虫ペダル』は、ロードレースを題材とした熱いスポーツマンガ。累計発行部数は2500万部を突破している大ヒット作です。

作者の渡辺航先生が本作でブレイクしたのは、30代後半のことでした。実は渡辺先生はその20年以上前の1986年、15歳にしてすでに集英社の第22回ホップ☆ステップ賞で佳作を獲得しており、そこから数えるとかなりの遅咲きです。

もともとは「週刊少年ジャンプ」の大ファンで、賞をとってからすぐにデビューできると考えていたという渡辺先生。

しかし、その後も赤塚賞で佳作や準入選は果たすものの、結局「ジャンプ」での連載は叶わず、戦力外通告を受けてしまうのです。

渡辺先生は当時のことを「ただの努力不足ですよ」と語っています。「ジャンプ」から切られたという経験があってこそ、いまの『弱虫ペダル』があるのかもしれません。

[via:マグミクス]
https://magmix.jp/post/65713

ネットの反応

・まぁジャンプだけが生きる道じゃない
・こういうのは合う合わないが大きいから
・雑誌によって色がある入れるとこに入るしかない
・やはり漫画家だけじゃない編集者との二人三脚なんだなぁ
・ジャンプじゃ潰されるだろアンケート制とか、ばかの極み
・こいつらを蹴った無能編集共で座談会でもやってもらいたい
・進撃の巨人はジャンプの雰囲気じゃなよね。
 >ジャンプならあの展開にならなかったかもしれないと思うと、結果ホントに良かった
・進撃の応募漫画はどっかで載ってたの見たけど、あれは落とされて当然と思ったな。
・高橋留美子もそうだったとは知らなかった
・うる星は惜しかったかもしれんが、その後の一連の漫画はサンデーっぽいし、これもまたよかったんじゃないかな。
・高橋留美子の初期作品は筒井康隆の影響を受けたシュールな作品が多かったし、昔のジャンプはそこらへんは修正するだろう。
 >当時のジャンプて一言でいうとスポ根だろw(歳バレるけど)
・高橋留美子を逃しても鳥山明を育てりゃ白泉社の社長にもなれるわ
・鳥山明先生はチャンピオンで蹴られてジャンプに持ち込んだって有名な話があるし、雑誌のカラーもあるから何とも言えないよね。
・進撃の巨人の失敗があったから鬼滅も連載したのかなぁ。なんとなく鬼滅も絵柄と導入だけ見たらジャンプらしさではない気がするんだよね。
・胸糞グロ系はジャンプ読者にウケが悪い反面マガジン読者には大好物
・ちょっと前だとブリーチ、最近なら鬼滅や呪術なんてジャンプのゴリ押しが無きゃ売れてないだろ
・ジャンプじゃ全員ヒットしてないよ。伸び伸びやれたのが良かったんだ。
・高橋以外は妥当だろ
・要するにジャンプに採用されなかった人がサンデーを救ったと言う事だな( ・ω・)
・ジャンプとチャンピオンで受賞して結局ジャンプを振った桜井のりお
 >浜岡賢次フォロワーが本人に褒められたから当然の如くチャンピオン選んだだけ
・大御所の中に古見さんが混ざってる違和感
・コミュ症だけあきらかに格が違うんだがw
・古見さんジャンプに連載されてても打ち切られるだろ。
・あの丸尾末広も若い頃ジャンプに持ち込んだらしい。「あなたの画力は素晴らしいけどジャンプむきではないですね大人向けの漫画を描いたらいい」と言われたらしい。

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