中国人もアッと驚く新説が浮上した!
イタリアのルネサンス期を代表する天才レオナルド・ダビンチが描いた「モナリザ」のモデルは、中国人奴隷だったダビンチの母親だったというのだ。
謎の多い歴史的名画「モナリザ」についてはこれまで「フィレンツェの商人の妻」が通説だった。ほかにも「聖母マリアを描いた」など諸説あるものの、今回の“中国人の母親説”は衝撃度が高い。
しかも最近の研究から、今回の新説が決して突拍子もない話ではない。西洋美術史の研究者たちに大きな波紋を広げそうだ。
フランスはパリのルーブル美術館で、ほほ笑みを浮かべている大人気の名画「モナリザ」に驚きの新説が飛び出し、世界中のメディアが注目している。
新説を発表したのは香港に20年以上滞在しているイタリア人の歴史家で作家のアンジェロ・パラティコ氏。
地元英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストに、自身が2年をかけて関連文献を掘り起こした研究結果を明かしたものだ。
それによると、ダビンチの父親はフィレンツェでは裕福な公証人で、得意先にカテリーナという名前の中国人奴隷が働いていた。だが、ダビンチが1452年に生まれた後、カテリーナの名前が文献から消え、得意先からも姿を消したという。
これまでダビンチは非嫡出子で、母親は農家の娘でカテリーナという名だったとされているが、同氏は、その女性こそダビンチの母親で「中国人奴隷だった可能性が高い」と指摘している。
かの有名な精神分析学者ジークムント・フロイトも1910年、「モナリザの絵に描かれた背景は中国の景色であり、モナリザの顔立ちは中国人のようにも見える」との見解を示している。今回のパラティコ氏の研究結果は、フロイトの指摘と合致しているとも言えそうだ。
パラティコ氏によると、ルネサンス期のイタリアやスペインなど欧州各国には、シルクロードを経由し東方からやってきた多くの奴隷たちがあふれていたという。
そんな中、イタリア中部・ビンチの有力者だったダビンチの父親が、知人の家で働く、若く美しい中国人奴隷の女性に心を奪われ手をかけたとしても何ら不思議ではない。
そんな同氏の説を裏付けるのが数年前から注目されていた「モナリザのモデルはダビンチ自身」という“自画像説”だ。
これは、コンピューターを駆使して分析した結果浮かび上がった説。ダビンチ自らが描いたあの有名な肖像画を「左右反転させてモナリザの顔に重ねると、完全に一致する」ことが分かったというもの。
また、この自画像とモナリザの構図やサイズまでが同じだったことから「実はダビンチ自身なのでは」という説が導き出されたものだ。
だが、別の見方をすれば「もしモナリザがダビンチの母親なら、2人の顔の骨格が酷似していてもおかしくない」という仮説が成り立ち、パラティコ氏の新説を支える証拠にもなる。
ただ、ダビンチの母親が本当に東洋人だったとしても、中国人だったという確証はまだなく、これから新たな研究が必要。
パラティコ氏も、そのことは十分承知しており、「本当に謎を解く唯一の方法は、ダビンチの親族を見つけだし、DNA鑑定をすることだ」と話している。
ネット上には「なるほど、あののっぺりした顔はアジア系っぽい」といった声があれば、「そんなアホな」などと疑う書き込みも多い。
名画ファンならずとも、誰もが一度は目にしたことがあるあの“不思議なほほ笑み”は、母子の愛情の表れだったのか?
パラティコ氏は来春、研究をまとめた著書を出版する予定だ。
[引用/参照:http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/341679/]
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東洋人にしては顔と体の肉付きのバランスに違和感ある。