ハワイ島キラウエア火山の噴火で流れ出した溶岩が約11キロ離れた沿岸に達し、海水との接触で勢いよく立ち上る水蒸気が壮観な自然のショーを生み出している。
キラウエア火山は1983年にプウ・オオ火口で噴火して以来、断続的に活動を続けている。溶岩は23日に沿岸に到達。ハワイ火山観測所によると、溶岩が海に流入するのは昨年12月以来、約1年ぶりだという。
これを受けて、ハワイの観光当局は観光客増加に期待を強めているが、一方で観測当局は、死亡につながる危険もあるとして、観光客に溶岩から十分離れ、危険な地域には立ち入らないよう求めている。
[ロイター]