サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開催都市ベロオリゾンテでは、外国から大挙して押し寄せるサポーターらへの応対に備え、売春婦たちも無料の語学クラスに参加している。
ミナスジェライス州の売春婦協会が、英語、スペイン語を教えるボランティアを募集。シダ・ビエイラ会長によると、売春婦の中には移民もいるため、ポルトガル語のクラスもある。
参加希望者は300人を超える見込みで、ベロオリゾンテから約500キロ離れたサンパウロからも問い合わせが来ているという。ビエイラ会長は「彼女たちは公正な価格で交渉し、身を守るためにも語学学習はとても重要だ」と話した。
[ロイター]