フランスのカンヌで開催されるカンヌ国際映画祭は世界3大映画祭の1つで、毎年映画祭が行われる5月になると大勢の映画スターや大富豪たちがカンヌに集まりますが、映画祭の裏では、ハリウッド女優までも巻き込んだ売春ビジネスが横行しているようです。
2007年に売春組織に加担していたとして、フランスで有罪判決を受けたエリー・ナハス氏がニュースサイトTHRのインタビューに対してカンヌ国際映画祭の舞台裏で起こっている秘密のビジネスについて暴露しています。
カンヌにある高級ホテルの関係者は、映画祭の間に100人から200人の売春婦が毎晩ホテルに出入りしていると証言。買春をする人のほとんどは裕福なアラブ人で、彼らは気に入った売春婦に高額の謝礼を支払い、ナハス氏によれば売春婦は1晩で最高4万ドル(約400万円)稼げるとのこと。ナハス氏は、大富豪にとってはお金は紙切れのようなもので、売春婦に支払うときも金額を数えたりせずポンッと手渡しで済ますようです。
カンヌ映画祭の期間中にはヨットパーティーと呼ばれる、大富豪が所有するボートでパーティーが開催されます。ヨットパーティーに出席している「ヨットガールズ」と呼ばれる女性たちの中には、売春婦だけではなく、セックスと引き替えにお金を受け取ることを了承したモデルやB、C級のハリウッド女優もいるとのこと。
ナハス氏は、2011年のリビア内戦で殺害されたカダフィ大佐の五男であるアル=ムアタシム=ビッラーフ・アル=カッザーフィーの昔からの友人であり、カンヌ映画祭では女性たちを「ザ・チェ・ゲバラ」と呼ばれているカッザーフィーの船に招待していました。ナハス氏の仕事はニース国際空港で女性たちを出迎え、カンヌ港に停泊してあるボートに乗せて沖合にいるザ・チェ・ゲバラまで送るというもので、ヨットパーティーに参加したい女性を招待しただけで売春を斡旋したわけでは無いとナハス氏は主張します。
ナハス氏によると、他にも自分と同じことをしている人間は多くいるそうで、自分だけが逮捕されたのはおそらくカッザーフィーの友人であったからであるとしています。カンヌ国際映画祭中、裸のモデルたちを10人は乗せている大富豪たちの所有する高級ヨットが、30から40隻ほどカンヌ湾に集まり夜な夜な秘密のヨットパーティーを開いているようで、このようなパーティーはなんと60年前から続いているとのことです。
[gigazine]
http://gigazine.net/news/20130512-cannes-prostitution/
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