ロシアの首都モスクワの地下に、驚くべきものがあると判明しました。それは秘密の地下街です。
　
・地下に映画館・カフェがある
モスクワ警察が発表したところによると、地下には映画館やカフェがあり、200人もの不法入国者が滞在していたそうです。住人たちはいったいどのような生活を送っていたのでしょうか。
　
・2009年に強制閉鎖した地下市場
この地下街はもともと、「チェルキゾフスキー市場」と呼ばれる地下市場です。不法入国者や闇取引が後を絶たず、2009年にロシア政府が強制的に閉鎖しました。
　
・24時間体制でコピー商品を製造
そこで発見されたのは、181人のベトナム人と88人の中央アジア人。そして122台のミシンです。彼らは24時間体制で、有名ブランドのコピー商品を製造していました。
　
・カジノやニワトリ小屋まで
警察は映画館・カフェのほかに、カジノやニワトリ小屋まで発見したそうです。縫製工場としてだけではなく、娯楽施設も完備されかなり充実した環境だったようです。
　
・ロシア全体で300万人
実は今回発見された不法入国者はほんの一部で、ロシア全体では推定300万人いると見られています。当局は2012年だけで1万6000人を国外退去させていますが、不法入国を完全に取り締まるのには、まだまだ時間がかかりそうです。

[rocketnews24]
http://rocketnews24.com/2013/06/18/341371/