製薬大手ノバルティスファーマ（東京）は２１日、愛知県内で、針状の金属が刺さった同社製
の座薬「ボルタレンサポ」が見つかったと発表した。

届け出を受けた同県警は、何者かが故意に刺したとみて偽計業務妨害容疑で調べている。
同様のケースは今月、埼玉、千葉県内でも見つかっており、３件目。

同社や同県警によると、今月１８日、名古屋市北区の薬局で、腰痛の鎮痛剤として同区内の男性に処方された座薬５錠のうち、４錠に長さ約３センチの針が刺さっていたという。男性は１９日、自宅で薬を包装するアルミシートを開けて針に気づいた。連絡を受けた同社は２１日、同県警に届け出た。薬剤師はアルミシートをよく確認して薬を渡したが、異常に気づかなかったという。

[読売新聞]
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