衆院選北海道1区に出馬し、落選したスピードスケート五輪金メダリストで新党大地の清水宏保氏(38)が落選後、支援者らへのお礼の文章をブログにつづっていたことが25日、分かった。
公選法は自筆の手紙などを除き、選挙後にあいさつ目的の文書や図画を配ることを禁じており、道選挙管理委員会は「有権者へのあいさつ目的なら、公選法に触れる恐れがある」としている。
新党大地の札幌事務所は取材に「削除して訂正する。グレーなことはやるべきでない」とした。
清水氏のブログへの書き込みは投開票日翌日の17日付。「重い1票で支えて頂いた皆さま方、スタッフの皆さま方、本当にご期待に添えず、申し訳ありません。ありがとうございました」などと記した。選挙期間中は更新していなかった。
清水氏は衆院選で、初当選を目指したが、自民党新人に敗れた。大地関係者によると、来年夏の参院選での擁立を検討している。
[共同]