中2から14年間痴漢＆ストーカーしていた男の素顔「仲良くなりたかった」

2021/12/20

「初めて被告人を見たのは、’07年の秋頃、私が中学２年生のときです。JR南越谷駅のホームにいて、そこから通学の電車内で痴漢されるようになりました。中学のときはほぼ毎日痴漢されていました」

11月24日、さいたま地裁で被害者の女性が証人尋問でそう証言すると、法廷は水を打ったように静まり返った。

「被告人」とは、6月25日に逮捕された橋本憲介被告(41)のこと。橋本被告は20代の女性に対して痴漢やストーカー行為を行った疑いで逮捕され、いまその裁判がひっそりと行われている。

その法廷で、同じ女性に14年間にわたって痴漢やつきまとい行為をしていたという凄絶な事実が明らかになった。

「中学のときはほぼ毎日です。高校に入ってからは週に３～４回ほどだったと思います。基本的には衣服の上から陰部を触られるということが多かったです。一番被害が酷(ひど)かった中学生の頃はスカートや下着の中に手を入れられることもありました」（被害女性）

女性が大学に通っている間は年に数回程度にまで減ったというが、社会人になると再び執拗(しつよう)につきまとわれるようになった。電車内での痴漢以外に、駅で待ち伏せされる、スマートフォンで盗撮されるなど、さまざまな被害を受けた。

橋本被告は埼玉県内の団地で育ち、地元の中学に進んだ。周囲の人は彼を「大人しい」「記憶に残らない」と口を揃(そろ)える。

「大人しくて、親御さんの言うことをなんでも『はい』と聞くような子でしたね。ちょっと変わった子という印象で、中学のときは吹奏楽部に出入りしていたのですが、部員ではなかったようなんです。

『僕は演奏とかはしなくていい』と言って、もっぱら楽器や機材を運ぶ手伝いばかりしていた。同級生の間では『なんのために来ているんだろう』と不思議がられていました」（同級生の保護者）

高校からは栃木県にある中高一貫校に進学。逮捕されるまでは埼玉県内のリフォーム会社で働いていたという。

被害女性は14年間に及ぶつきまといに「我慢の限界だった」という。今年５月頃からつきまといの頻度が増え、行為もエスカレートしていた。そこで今年６月、意を決して橋本被告を捕まえ、警察に突き出したのだ。

橋本被告は警察の取り調べに対し「（女性と）仲良くなりたかった」と語ったという。

[via:FRIDAY]
https://friday.kodansha.co.jp/article/219579

ネットの反応

・余りに酷すぎる 14年て。
・ストーカープラス痴漢って最低最悪。
・仲良くなりたかったとかふざけた理由に虫酸が走る。
・これで仲良くなれると考えていたなら本当にどうかしてる。
・しつこい男。14年は長すぎる。その苦痛をきちんと上乗せして処罰してほしい。
・少なくとも懲役14年以上の実刑でないと割に合わない。
・もっと早くに警察に通報できなかったのだろうか
・14年間と言う粘着質なしつこさに驚愕したが、14年も我慢して我慢の限界というのにも正直驚いた。我慢し過ぎたのでは？それを良い事に長年ストーカーしたんだな。
・被害女性を責めるつもりはないけど、我慢し続けたことで「いいカモ」だと思われたんだろうな。
・痴漢も本当に気持ち悪いより怖さが上回る。
・中２で痴漢に抵抗するのには大変なエネルギーと覚悟が必要。
・逆恨みとか怖くてなかなか行動に移せなかったのかな。もっと早く通報すれば良かったのに、と言わないであげて欲しい。精一杯耐えたんだと思う。
・なんでもっと早く、と被害者を責める行為は加害も同然ですよ。
・高校の時、痴漢にあっても犯人はもう行っちゃったし、顔も分からないし、駅員に言ってもどうしようもないと思って、誰にも言えなかった。どうしたらいいのか分からなかった。
・大学生でも怖くて何にもできなかった。中学生だったら恐怖で身動きもとれないだろうし、同じ痴漢に狙われ続けていたら、今度は何をされるか分からなくて誰にもいえない子だっていると思う。
・小学生の頃から露出狂や痴漢に遭っており、当時は無知だったのでいつも会う不思議な人くらいに思っていた。中学、高校、大学でも満員電車で痴漢に遭うのは日常茶飯事。高校生の時に一度、親に話をして警察へ行ったが男性の警官に何をされたか細かく伝えるのが嫌でそれ以降行かなくなった。
・ストーカー問題は対応次第では事件沙汰になることだって少なくない。本当に怖い。
・もっと女性に沿うような分かりやすい相談所が必要だと思う。
・親含め相談出来る関係性や機会や場所がなかったことが問題。