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条例可決で禁止に 山口組がハロウィーンで菓子を配る背景とは

2020/10/06

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兵庫県議会は5日、本会議を開き、暴力団員が18歳未満の子どもに金品を渡す行為などを禁じる改正暴力団排除(暴排)条例案を全会一致で可決した。26日に施行される。

県公安委員会が組員や組代表者に行政命令を出すことが可能になり、違反した場合、罰則も科す。行政命令、罰則とも全国初の取り組みとなる。

近年、ハロウィーンに合わせ、特定抗争指定暴力団山口組(神戸市灘区)の総本部敷地内で組員が地元の子どもらに菓子を配る行為が問題となっていた。

また今年3月には、姫路市の男性を殺害したとして、暴力団員と複数の少年が殺人容疑で逮捕された。

こうした背景から、子どもらが組員に親しみを覚えたり、組に加入して犯罪に巻き込まれたりしないよう、県警が条例改正の手続きを進めてきた。

改正暴排条例では組員が、

▽18歳未満の子どもに金品を渡すこと
▽18歳未満を組事務所に出入りさせること
▽支配下に置く目的で18歳未満に連絡すること

を禁じる。

県公安委は、禁止行為をした組員に中止命令を出せる上、組代表者に再発防止命令を出すことも可能になる。命令に違反すれば、6月以下の懲役または50万円以下の罰金を科す。

[via:神戸新聞NEXT]
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013758568.shtml

「参加はダメ」学校が指導

神戸市教育委員会は今月から、周辺の児童・生徒に参加しないよう指導を始めた。

これまで組員の子供への配慮から積極的な指導を控えてきたが、抗争事件の勃発などから方針を転換した。

山口組は遅くとも2013年ごろから行事化され、例年10月31日、組関係者がカボチャのお化けなどに扮(ふん)するなどし、子供らに菓子の詰め合わせを無料で配布。

兵庫県警によると、昨年は約1000人が訪れ、近年は増加傾向にある。

[via:毎日新聞 9/10]
https://mainichi.jp/articles/20190909/k00/00m/040/377000c


山口組総本部でのハロウィーン[2017年]

市民にファンを増やす
山口組のハロウィーン戦略

今や毎年の恒例行事として全国的にも知られるようになった、この山口組による「ハロウィーンの菓子配り」。だが2018年はいくつか例年とは異なる“変化”も見受けられた。

まずは市民の側だ。この反社会的勢力による恒例行事をけん制しようとパレードが行われた。

もちろん、万が一にもパレード参加市民と山口組が衝突するようなことがあってはならない。そのため兵庫県警では例年にも増して警戒にあたる警察官の数を増やし対応にあたった。

しかし、そうした動きもむなしく、今年も例年通り、16時頃、総本部のシャッターが開いて菓子配りが実施された。《中略》

ハロウィーンにやってきた人たちの声を拾ってみると、小学生の子ども、母親、近隣に住む大学生、専門学生など、その年齢を問わず、皆一様に、「(組員たちは)優しい」「紳士」「カッコいい」と口をそろえる。

こうした「ハロウィーン参加市民」たちによる「山口組賛美」の声に捜査関係者のひとりは苦り切った表情を隠さず、こう吐き捨てた。

「(ハロウィーンで配られる菓子の)原資はどこから出ているのか、わかってるのやろうか…」

トイレットペーパー配布で
母親の気持ちもわしづかみ

その配られた菓子をみると、“変化”は山口組にも見られた。

小学4年生の子どもに付き添ってきたという30代の母親は、高級住宅地に住む神戸マダムらしく、茶目っ気たっぷりにハロウィーンの包装紙に包まれたトイレットペーパーを手に持ちながら語った。

「こういうのんがいちばん有り難いんですぅ。来年は洗剤とかもつけてほしいですね」

今年は、子ども向けの菓子のみならず、トイレットペーパーと、母親が同伴した場合に限り、大人向けの菓子も配られていた。例年には見られなかった山口組による「大人への配慮」だ。

この30代母親から話を聞いていると、そこに総本部から菓子を受け取ってすぐ公園にやってきたという小学5年生男子3人組が興奮冷めやらぬ面持ちで次々にこう語った。

「ほかにも菓子配りしてるところはあるけれど、やっぱり山口組のほうが(配る菓子の)グレードがええねん」

「山口組だけやで、毎年、グレード上がってるんわ」

「めっちゃ豪勢や。だから毎年来てるねん」

これに彼らの母親たちも、神戸マダムらしいにこやかな笑顔でこう呼応する。

「山口組さんはね、いっつも(配られる菓子が)豪華なんですよ。今年はこんなんも(トイレットペーパー)もありますしね。来年は何がもらえるか…、毎年楽しみにしてます」《中略》

1970年代からの伝統

そもそも山口組がハロウィーンで菓子を配るようになったのは1970年代からといわれている。

当時、ハロウィーンの風習は日本ではなかったが、総本部がある地域は神戸有数の高級住宅街。外国の領事館員や駐在員の住民が多く、事情を知らない子供たちが「トリック オア トリート」と訪ねてくるようになってからのことだという。

真偽不明の話ではあるものの、地域住民によると、最初の頃、山口組側は子どもたちに「お小遣い」を渡していたという。

毎年10月末日に、決まって子どもたちがやってくることから、時の山口組組長(田岡一雄三代目)が、「あれはなんだ?」と組員たちに調べさせた。すると、「どうも海外の地蔵盆のようなもんらしいでっせ」という。

これが山口組によるハロウィーンの菓子配りの由来である。

これが徐々に地域に浸透し、また日本でもハロウィーンの風習が広まるにつれて、「山口組がハロウィーンを行っている」といつしかメディアやネットで取り上げられるようになり、広く大勢の知るところとなり、今日へと至っている。

警察が静観せざるを得ない理由

それにしても年々、反社会的勢力排除の機運が高まるなか、なぜ、地域の子どもや母親たちが総本部内に出入りすることを誰もとがめないのか。

捜査関係者によると、これは「(山口組総本部内という)敷地内で行っていること」だからだそうだ。

敷地外ならいざしらず、敷地内で行っていることをとがめるわけにはいかない。そこにみずからの意思で入っていく者をとがめることもできないのだそうだ。

[via:DIAMOND Online 2019/01]
https://diamond.jp/articles/-/190727

ネットの反応

・おっせえわ
・なんであんなのが今まで許されてたのかがわからん
・そもそも貰いに行く子供の親がアホやろ。
・トリックオアトリートのコントラスト濃ゆすぎる(怖)
・変なところは真面目だよな わざわざ仮装するとかさ
・名物だったのにねw
・その程度の事をわざわざ禁止するっておかしくないか?お菓子配るだけでしょ?
・汚れたカネやからな(´・ω・`)
・シャブで儲けた金でお菓子を買って子供に配る
・近所の子どもたちはがっかり
 >カタギを泣かせて集めたカネで買った菓子はうまいか?
 >そのうちお菓子だけじゃなくシャブもくれるようになるよ。
・あれ?阪神大震災の時に炊き出ししてなかった?そうゆうのも禁止されるんだよな
 >悪事働いて儲けた金で炊き出しされて嬉しいか?
・んじゃそのうち、背後で○暴が仕切ってる屋台が並んだ祭りは子ども遊べなくなるんだろうか…
・昔は空港作ったり都市開発するための地上げ屋として当たり前にヤクザもん使ってたんだよ。
・お菓子配るのまで禁止するならヤクザそのものを非合法化しろや
・半グレとかシナ集団なんとかしろよ
・汚れ仕事を893に頼む政治家とか公務員とかマジに居るのに、893だけ潰しても意味無くね?
・政治家が有権者に金を配る罰則を強化するのが先じゃないのか?
・どんどん、半グレが幅を利かしてくるな。ある種地下に潜られてる状態になりつつある。
・世知辛い世の中になったな~
・そのうち暴力団員が息をしてるだけで罰則になりそう
・渋谷でバカ騒ぎしてるDQN連中より総本部前で並んでる子供にお菓子配りするコワモテのお兄さん方と一緒にスマイルの方がハロウィンの本質分かってるわなあ。関東は稲川会に仕切って貰えばええやん。
・俺は子供にハロウィンのプレゼントを渡してるヤクザの満面の笑顔がマジで怖い
・ヤクザが善意で慈善活動するわけないもんなw
 >それ言うなら、世間の慈善事業の多くは何らかの汚れ隠しが多いんではないか
・善行をさせてくれよ!と言う前に、まずは悪行をやめなさい

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