電車内での痴漢の犯人…といえば、中年男性のイメージを持つ人は少なくないだろう。だが必ずしもそうではないようだ。
しらべぇ取材班は、女性たちに「これまで遭遇してビックリした痴漢の犯人」を調査してみた。
(1)高校生の男の子
「朝のラッシュ時に痴漢に遭い、『どうせオジさんだろう。睨んでやろう』と、後ろにいる犯人を見たら、制服を着た高校生くらいの男の子だったことが…。
目があった瞬間に『ヤバッ』というようななんとも言えない顔をしていたし、次の駅で逃げるように降りていったので、間違いないと思います。
ビックリしましたが…。よくよく考えれば、一番性的なことに興味がある年齢だと思うし、なんか納得でしたが、将来が心配ですね…」(Aさん・26歳)
(2)中年の女性
「体がくっつくほどの満員電車に乗っていたら、下半身を触る違和感を感じて、痴漢かと思い、後ろを見たら40〜50代くらいの女性だったんです。
真後ろにピッタリとその人がおり、他から手を伸ばして触れる余地もなかったので『満員だから、彼女の手が当たっているだけか!』と思っていたんですが。
それにしても触りかたがおかしく、体を動かして手から離れようとしても執拗に追いかけて触ってきて…。女性の痴漢なんだ…とゾッとしましたね」(Rさん・26歳)
(3)大手企業に内定をもらっていた大学生
「痴漢をされてその人の腕をつかんで、現行犯でつかまえた男性だったんですが、誰もが羨むような大手企業に内定をもらっていた国立の大学生でした。
彼の両親と弁護士から、これらの経歴を聞かされ、『どうかお願いします。息子を助けてください』と涙ながらに示談を申し込まれ、受けましたが…。
ヘタしたら一回の痴漢で、これまでの人生の努力がすべて水の泡になっていたかもしれないんですよね。また同じことをしてなければいいですけれど…」(Eさん・30歳)
痴漢はつかまれば人生が終わってしまう…とも言われる。出来心に惑わされて、手を伸ばしてしまうことがないように気をつけたい。
[via:http://sirabee.com/2017/05/01/20161093185/]