体は薄いピンク色、太く伸びた足の先っちょに割れ目――。
そんな「アレ」にしか見えないヒトデが今、ネット上を騒がせている。
京急本線・大森海岸駅から歩いて、10分ほどの距離にある「しながわ水族館」(東京都品川区)。
イラストレーター・早川いくをさんの人気作「へんないきもの」とコラボした企画展「へんないきもの展~ナマモノ~」を開催中で、そのヒトデも展示されている。
水族館の奥へ足早に進んでいくと、ついにヤツを見つけた。名前は「カワテブクロ」。手のひらほどのサイズで、体の中央に模様のような突起がある。熱帯地域の浅瀬に生息しているらしい。
近くで見ても、やっぱり「アレ」だ。
太さといい、色といい、足を曲げると根本にシワが出来る点といい、妙にリアル。水槽の岩に足を1本置き、ジッとしていた。ネットの情報によると、「体を硬直させて身を守ること」もあるらしい。なんて卑猥な……。
説明文も明らかに狙っている。「ノーコメント」ってつまりそういうことですね、分かります。ちょうど後ろでカワテブクロを見ていた家族連れやカップルは「うわ~面白い形だね!」と感想をもらしていた。
何に似ている、という議論は無粋なのかもしれない。
同企画展は9月6日まで開催されている(9月1日は休み)。
[引用/参照:http://www.j-cast.com/trend/2015/07/28241364.html]