この噂は、1989年から1990年にかけて、主に小中学生の間でマスメディアを介して広まった。
その「目撃例」は、大別して以下の2種類に分かれる。
・深夜の高速道路で、車に時速100キロメートルのスピードで追いすがり、追い抜かれた車は事故を起こす。
・繁華街でゴミ箱を漁っており、店員や通行人が声を掛けると、「ほっといてくれ」と言い返して立ち去る。
他にも「勝手だろ」「うるせえ」「なんだ、人間か」などの捨て台詞を言った、カップルに対して下品な言葉を吐いた、6メートル以上ジャンプした、などのエピソードが流布された。
非常に足が速く、高速道路上の車がこの人面犬に追い抜かれると事故を起こす、人面犬に噛まれた人間は人面犬になってしまう等の噂も立ち上った。
人面猫たん