USBメモリとは、パソコンに接続してデータの読み書きを行う記憶装置のことだ。特定のドライバをインストールしなくても、USBコネクタに接続するだけで使用できる手軽さが人気である。しかし「そんなUSBメモリはもう古い!」と付箋紙のように薄く、パソコンに貼るだけでデータの読み書きができるUSBメモリが開発され話題になっているのである。
・極薄USBメモリは貼り付けるだけでOK!
付箋紙ほどの薄さで、貼り付けるだけで使用できるUSBメモリを開発したのは、インド出身のデザイナー、アディティ・シンハ氏と大学教授のパラグ・アナンド氏だ。「Datastickies」と名付けられたUSBメモリは、パソコンのみならずスマホやテレビといったあらゆるデバイスに貼り付けるだけで、データの読み書きができる優れものである。
従来のUSBメモリは、USBコネクタにきちんと挿入しなければ使えないが、Datastickies ならばどこに貼り付けても使用できる。特にUSBコネクタが背面にあるデスクトップパソコンは、付け外しが格段に楽になること間違いなしだ。
・驚異の素材に特製の粘着剤
Datastickies に使用されている “グラフェン” と呼ばれるナノ炭素材料は、1原子の厚さのシート構造の電気伝導物質で、幅広い領域で研究が進んでいる驚異の素材である。
軽く押すだけでしっかりとデバイスに貼り付く特製の粘着剤が使用され、はがした後も跡をつけずに再利用できる仕組みになっている。USBメモリの表面には文字か書けるので、ファイル名を書いて必要なデータ分だけ手渡すことができるのだ。
・色やサイズも豊富でオシャレなUSBメモリ
容量は最大32GBで、8GBや16GB他何種類かが販売される予定だが、重ねづけすることで容量を増やせるので大きいデータの読み書きも可能である。色やサイズも豊富な種類から選べるようになるそうだ。
・関連商品やアプリも開発予定
これから “関連商品やアプリも開発していきたい” と意気込みを語る開発者は、Datastickies が将来的に、従来のUSBメモリに取って代わる存在になると期待している。
数年前に付箋紙がついたUSBメモリが話題になったことがあるが、まさにこのアイディアを発展させたものと言えそうだ。 関連商品として、Datastickies を貼り付けて収納できるカードケースのような物が発売されそうな気がする。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/03/18/423153/
USBじゃないじゃん
これってポキールみたいだね。