米フロリダ州で行われたミスコンテストの全米代表選考会で、ミス・フロリダに選ばれた女性が集計ミスを理由に優勝を取り消され、別の女性が栄冠を手にした。
主催者は6月21日、エリザベス・フェクテルさんが優勝者に選ばれたと発表。これを受けてフェクテルさんは、9月に行われる全米大会の準備のためにフロリダ大学を中退したとも伝えられている。
しかし主催者は27日になって、集計に誤りがあったとして、ミス・フロリダはビクトリア・コーウェンさんだったと訂正した。
主催者はこの訂正について、「いついかなる状況にあっても正しいことをしなければならない。結果がどうなろうと、正しいことをする勇気が必要だ」とフェイスブックで弁明した。
地元紙によると、集計作業の際に用紙に記入された内容を見落とすなどのミスがあったという。
コーウェンさんはフロリダ州立大学の学生。大会中にフェクテルさんと親しくなったといい、「私たちの友情はこれからも強いまま」とフェイスブックに書き込んだ。
フェクテルさんはブログの中で、「自分という人間がタイトルに支配されることはない。このような機会は自分の将来に向けた足がかりになると考えたい」と心境をつづっている。
[cnn]
http://www.cnn.co.jp/usa/35050116.html