こちらのコーヒーは1キロ当たり1100ドル(9万円)もする超高級なコーヒー。さぞかし素材や製法にこだわっているのだろうとお考えの方は、ある意味間違っていないが、想像するポイントとは少し違ってむしろ、マジかよ!と言いたくもなるような方法で、抽出される世界一高級なコーヒーなのだ。場所はタイで製造され、製造だけに象を使うのだ。
特殊な製法とは、なんと象を使うのだ。とすると、例えば象さんに踏んで貰って深い味わいを出すとか、それとも豆を叩いてもらうのかな?絵を描く象さんもいることだし、それ位の作業はお手の物だろう。いえいえそんなものではありません。
どうやら象の体内にヒミツがあるようで、一度象の胃袋にコーヒー豆を入れ、発行させ深い味わいにするのだという。科学的な話によると、コーヒーのたんぱく質と消化酵素が旨く調合し、コーヒーの嫌な苦みが消えるのだという。
さて、胃の中に入ったコーヒー豆はどのように撮りだすのでしょうか。そろそろ想像がついてきたところで、本題に入ると、実はコーヒー豆はこのようにとりだされます。
コーヒー市場では、この像から抽出されるコーヒーの他にもジャコウネコのフンからとれるコーヒー豆も高額で取引されているようです。なかなか理解しがたい光景ではありますが、これが本当においしいコーヒーとなるのであれば飲んでみたい気もする。ただし、消化酵素の工程を象ではなく科学的な方法にしていただきたいものだ。
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