宇宙にはロマンがあふれている。それと宇宙は同時に人類の知恵をはるかに超えた存在であり、それゆえときに恐ろしい表情も見せるものだ。
先日、宇宙に関する衝撃映像が公開された。なんと巨大な火球がアメリカの夜空に出現したのだ。しかも、その様子がNASA(アメリカ航空宇宙局)のカメラに映りこんでいたのである。
BBCニュースなど複数メディアが報じたところによると、火球が現れたのは現地時間12月7日(金)。ニューメキシコ州にあるNASAのMeteoroid Environment Officeのカメラに映りこんでいたそうだ。
動画を確認すると、画面の左から右にかけて大きな火の球が横切っていくのが確認できる。時間にして数秒ほどだが、かなりハッキリクッキリと映っていることがわかる。動画では火球は白く輝いているが場所によっては、青や緑色にも見えたという。
この動画には「わー、きれい」「UFOだ!」、「ちょっと大きすぎないか」、「サイヤ人がきた!」などの声が寄せられている。また、マヤ文明の2012年人類滅亡説との関連があるのではないかとの声も見られる。
この現象は一瞬で終わり、特に地球への影響はないようだ。夜空に突如現れた火球は本当に美しい。しかし同時に何かの前触れのようで少し怖い気もする。ちなみに、NASAによると、この火球は隕石や流星が大気圏に入り、燃えた際に見られる現象であると考えられるそうだ。NASAではその隕石の破片を探しているという。
[BBC]