古代マヤ文明の暦で「滅亡の日」とされる今月21日に、冷戦時代に核攻撃からソ連の指導者を守るために造られたモスクワの地下貯蔵庫でパーティーが開かれる。丸1日続くというこのイベントの参加費は1000ドル(約8万4000円)だという。
パーティー会場となるのは、クレムリンに近いモスクワ中心部の地下56メートルにある貯蔵庫。現在は観光客向けの博物館として利用され、最大で300人を収容できる。
この施設をパーティーに使用するアイデアは訪問客から提案され、貯蔵庫のツアーガイドによると、当日は映画の上映や終末論に関するトークショーなどが行われるほか、海外の同様のイベントと中継を結ぶ計画もある。また、キッズルームも用意されるという。
このガイドは、「この重大な日を楽しく安心してに過ごせれば、たくさんの人が穏やかな気分になるはずだ」とし、多くの問い合わせを受けていると話した。
[ロイター]