世界各地の高層建築に命綱なしで登ることから「スパイダーマン」の異名を取るフランス人、アラン・ロベール氏（５０）が４日、キューバの首都ハバナにあるホテル「ハバナ・リブレ」の登頂に成功した。

ロベール氏は大勢が見守る中、安全装置を着けずに２７階建てのホテルを約３０分で登り切った。登頂後には記者団に対し「それほど難しくなかった」と述べた。

「ハバナ・リブレ」はフィデル・カストロ前国家評議会議長がキューバ革命直後に滞在したホテル。ロベール氏は同ホテルが「キューバの象徴」だと語った。

ロベール氏はこれまで、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイにある世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」のほか、マレーシアのペトロナス・ツインタワーなど、多くの高層建築を制覇している。

[ロイター]
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