現在、微粒子物質「PM2.5」等による深刻な大気汚染が問題視されている中国。大気汚染を原因とするスモッグで、ひどい地域では5メートル先も見えない状況だと報じられている。
そんななか、NASAの人工衛星がとらえた中国の上空写真が衝撃を与えている。そのスモッグは宇宙からでもハッキリと確認することができ、川などあるはずの地形が見えないほどになっているというのだ。
・NASAの衛星写真
この写真は2013年12月7日にNASAの人工衛星「テラ」が撮影したものだそうだ。写し出されているのは、中国大陸の東側である。全体的にモヤっとしている衛星写真。白い部分は雲と霧だ。そして、そのほかのボンヤリとしたグレーの部分がスモッグであるという。
この写真で地形がハッキリわかるのは、やや内陸部にある山くらいである。東部の平地は、ほぼグレーのスモッグで覆われている。
・上海から北京まで延びる「スモッグの長城」
この空気は北京から上海を含んだ広域に広がっている。直線距離にして1200キロ以上だ。規模も大きく宇宙からもハッキリと確認できることから、一部メディアでは万里の長城をもじって「スモッグの長城」とも呼ばれている。
・周辺国にも広がる不安
この大気汚染問題について、個人ができることといえばマスクをする外出を控えるなどの対策くらいであり市民からは不安と諦めの声があがっているという。また、飛来が予測される周辺国にも不安が広がっている。韓国では12月10日に政府が総合対策を発表し、注意報が発令された日もあるそうだ。
日本もPM2.5の中国大陸からの飛来が懸念されている。tenki.jpなどPM2.5の分布予測を発表しているサイトがあるので確認しておいてもいいかもしれない。
[ロケットニュース]
日本より50年遅れてますな
滅びろチャイニーズ
中国も中国人もいらないから消えてくれ。