変なニュース

痛いニュースと芸能や面白ネタ満載の変なニュース

カテゴリ:陰謀論

マッドマックス待った無し!?水道法改正成立 水道水民営化のリスクとは

2018/12/06

LINEで送る
Pocket

単行本や新書、小説などで「水道」が盛んに取り上げられている。ベストセラーのトップになっている本もある。

国会では、「水道水」を巡る議論が佳境を迎え、水道法の改正案は、2018年12月4日には参院厚生労働委員会で可決、今国会で成立する見込みだ。

水道水の民営化問題は、主に地方都市で問題になっていたことだったので、全国紙での取り上げが遅れていたが、さすがに最近は目立つようになっている。


米国の戦略国際問題研究所(CSIS)での講演時に「水道は国営もしくは市営・町営全て民営化します」と宣言する麻生副首相[2013年4月19日]

「民営化の必要性は依然はっきりしない」

この法案は、自治体が持つ水道の運営権を民間企業に売却することに道を開く内容。2日の毎日新聞社説は「水道事業の運営権売却 不安の声に答えていない」という見出しで懸念を表明している。

水道事業は市町村による経営が原則だが、人口減少に伴い需要が減り続け、事業を取り巻く環境は厳しさを増している。

民間企業に運営権を売却する手法が浮上している背景には、そうした状況がある、と同紙は認めつつ、「水道は生命や生活に直結するライフライン」「民間に経営を委ねるこの方式には不安な面が多い」。

実際、海外では水メジャーと呼ばれる巨大資本による民営化が失敗し、公営に戻すケースが目立つことも紹介して、「結論を急いではならない」と慎重だ。

朝日新聞も4日の記事で「この民営化の必要性は依然はっきりしない」「水道関係者の間で導入を求める声は小さい」と疑問を投げかけている。

現実が小説を追いかけている

水道事業の民営化については、出版物を通じて、問題を指摘する声が早くから出ていた。

世界の水道事業に詳しいジャーナリスト、橋本淳司さんは、『67億人の水 争奪から持続可能へ』(2010年、日本経済新聞出版社) 、『日本の「水」がなくなる日――誰も知らなかった水利権の謎』(2010年、主婦の友社)など毎年のように関連本を出版。今年4月にも『水がなくなる日』(産業編集センター)を出している。

人気作家の吉田修一さんも今年5月、その名もずばり『ウォーターゲーム』(幻冬舎)を刊行した。水道事業利権を巡る国際的な陰謀をテーマとするミステリー。現実が小説を追いかけている格好だ。

『(株)貧困大国アメリカ』 (岩波新書)の大ヒットで知られるジャーナリスト、堤未果さんの近著『日本が売られる』(幻冬舎)も「水問題」を扱っている。冒頭部分は「水道」の話が延々と続く。

日本の水道が「売られる」ことへのリスクをたっぷり書き込んでいる。10月刊行ですでに8刷13万5千部、トーハンのベストセラーで新書ノンフィクション部門のトップを爆走している。

[via:J-CASTニュース]
https://www.j-cast.com/2018/12/04345225.html

改正水道法が成立

自治体が水道事業の運営権を民間企業に売却するコンセッション方式を導入しやすくする内容を含んだ水道法改正案が、6日の衆院本会議で可決され、成立した。

民間のノウハウの活用で水道事業の立て直しを狙う一方、野党側は料金高騰や水質悪化の懸念があるとして反対していた。


衆院委員会で与野党が衝突も6日に成立

水道事業の多くは市町村が運営している。しかし、人口減少で料金収入が減り経営環境が悪化。給水人口1万人未満の小規模事業者では、およそ半分が赤字に陥っている。

[via:産経ニュース]
https://www.sankei.com/life/news/181206/lif1812060017-n1.html


日刊ゲンダイの記事

ネットの反応

・これも竹中案件らしいね
・次は道路や国有地も売るんかな
・これ結構前から読みたいとは思ってたんだけど読んだら凹みそうで読めてないわ
・日本の水事情が世界でも高水準なのは利益度外視だからなんだよ これが営利でグローバルスタンダードになったらどうなるか?
・これは、もう欧米やイギリスの末路の様に、井戸掘りが盛んになるな。
・新自由主義に滅ぼされる日本。
・郵政民営化でもそうとうアメリカ企業が潤ったっていうからまあ今度もそうなんだろう
 >いや、世界の水源買ってんのは中国 だから民営化して儲かる外国は中国って事になる。
・国売れば総理大臣になれる
・しょーもな 典型的な恐怖を煽って商売する手法だよ
・値上げはするな、税金投入もするな、でも水道料金は安くしろとか、キチガイだろマジで
・日本中の水道事業がいきなり全て完全に民間企業になるとか思ってんの?委託だよ?分かってる?
・民間企業になれば採算がすべて。JRみたいに廃線で田舎は水が飲めくなりそう。
・郵便は、代替先にクロネコ、佐川があったけど、水道は代替先がないからもっと悲惨だろうな
・水道は税金使っていいです 組織改革だけはやれ 以上
・組織改革ってなんだよ?人件費を下げて奴隷のようにこき使えってことか?
 >もちろんリストラもやらなきゃな
・ちなみにもとから民営のガス会社は夜間の監視などを契約3か月の労働者や委託にやらせてる
 >浄水場管理も工事も点検も前から民間業者に委託されてるよ
・上水は設備の維持管理費より、自治体や企業団の人件費のほうが高いから、そこを民間に投げればコストダウンになると思うよ
・ゴミ関連も民間に委託してるけど、求人票とか見ると正気か?と思うほどの薄給なんだよね。
・水道料金なんて月2000円とかじゃん もっと高くてもいいだろw
 >水みたいなライフライン外国に売り飛ばしたらその気になれば料金10倍下手すりゃ100倍でも使わざるを得ないんだから大変なことになるぞ
 >民営化するならその辺の法的措置も必要だよね
・フランスだかスウェーデンだかのラーメン屋 日本円で一杯800円程度だかお冷やがでない すみませんと水を頼むと一杯500円とな
 >確かに海外の飲食店では水は有料が常識
・鳥山明の漫画で悪徳水利権業者の話とかあったなぁ
・反対してる奴はちゃんと内容読んでるか? 水源・水道インフラの所有・整備も自治体。これは今までと変わらないぞ。ただ、今後自治体がやる「メンテ」や運営効率化で「コストダウン」ができるなら、そこは民営に任せてもいいよって選択肢を与えてるだけ。
・そろそろこの国からおさらばかな
・マッドマックス待った無し!

こんな記事はいかがですか?
注目されている記事

まだデータがありません。

この記事、あなたはどう思いましたか?

もしかしてこの話題に1件くらいのコメントのようなものがついています?

  • 名無しのニュースマニアさん 2018/12/11 10:36

    ライフラインを外国に委ねてはいけません

コメントを残す