こないだ父の三回忌が終わって、母とちびちび酒酌み交わしてた。
看病してるときからずっと思ってたけど
さすがにどうしても言えなくて、でも3年越しの思いが
積もり積もって、お酒の勢いでつい言ってしまった。
「お母さん、お父さんのちんこ、超小さかったよね…」
「…やっぱり、娘のあんたでもそう思ってた?
ホントにね、あれで3人も産んだ私は本当にエライと思うのよ。」
そうなのだ。大人になってはじめてまともに見た
父のチンコはとにかく小さくて、
私はぶっちゃけショックを受けるくらいビックリした。
母曰く「俺は結構モテるんだぞ!
でも、パンツ脱いでガックリされたら
俺がすごく傷つくから手を出さないんだ!」
と父自身は豪語していたらしい。正直、娘の立場でも
一代で事業起こして小金持っててわりとイケメンだった父のことを
モテるだろうと思っていたが、浮気しなかったのはそういうことらしい。
仏壇の前で、ちんこの話をおかずに酒飲む母と娘に
天国のとーちゃんも苦笑いだっただろうな。
でも、チンコ小さくても、私と母にとっては
いつまでも、世界でいちばん大好きなとーちゃんだぜ。