昨年の原爆の日、新聞のラテ欄に「カープ応援できる平和に感謝」という「縦読み」メッセージを仕込んで話題となった広島のテレビ局・RCC（中国放送）。今年もプロ野球・広島対阪神戦のラテ欄で、特別な思いを込めた縦読みを用意していました。

今日(8/5)から2夜連続RCCピースナイター。今日は解説に衣笠祥雄さんをお迎えしてお送り致します。
RCCが毎回心を込めてお届けしているラテ欄。今日はこちらです。「広島の勇気と希望カープ」テレビ中継は18:45から。#carp pic.twitter.com/t4vEnzKBmA

— ＲＣＣスポーツ (@rccsports) August 5, 2015

2夜連続RCCピースナイター(8/6)
今日で原爆が投下されてから70年。薄れつつある70年前の記憶を次世代に伝えたい。
背番号「86」のユニフォームには球団・RCCの思いが込められています。#carp pic.twitter.com/LLwWZMVPdk

— ＲＣＣスポーツ (@rccsports) August 5, 2015

　縦読みが仕込まれているのは、8月5日と6日の広島戦。それぞれ新聞のラテ欄の左端を縦に読むと、5日は「広島の勇気と希望カープ」、6日は「86を次世代に伝える」というメッセージが浮かび上がるというものです。

　メッセージは、広島東洋カープが開催する「ピースナイター」にあわせたもの。

8月6日の原爆の日に対する想いや歴史を継承していくという願いを込めた企画で、選手たちは背番号「86」のユニフォームを身に着けて試合を行い、片袖には今年度の原爆死没者名簿に記載される人数を刻印して、慰霊の意を表します。

　RCCの野球中継は日頃からユニークな縦読みが仕込まれていることで知られていますが、原爆の日に球団とともに平和を願う真摯な姿勢は、昨年に続き大きな話題になっています。

[引用/参照：http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150806-00902916-aspa]

2014年の縦読み

今日(8/6)の「中日VS.広島」はRCCカープナイター。今日は19時〜生中継です！
今日は広島にとって、日本にとって特別な1日。野球を、カープを応援できる平和に感謝。#carp pic.twitter.com/X4PuSFGEpJ

— ＲＣＣスポーツ (@rccsports) August 5, 2014