堀江貴文氏の人気小説『拝金』と『成金』(徳間書店)。そのカバーイラストを描いた漫画家の佐藤秀峰先生が、自身の公式サイトで「実際には堀江さんは文章を書いていません」と書き込みし、物議をかもしている。
・実際には小説を書いていない
『拝金』と『成金』、どちらも著者は堀江さんとなっているが、実際には小説を書いていないというのだ。もし事実であれば、代筆者(またはそれに近い存在の執筆者)がいたことになる。
・堀江さんや担当編集者から事実を聞いた
佐藤先生は『拝金』のカバーイラストを執筆した際に代筆者の存在を知らず、あとから堀江さんや担当編集者から事実を聞いたとのこと。『成金』のカバーイラストを描いた際は、すでに代筆者がいることを知っていたという。佐藤先生は、事実を知りながらこの小説に加担したことを悔やんでいるようだ。以下は、佐藤先生のサイトのコメントである。
・佐藤先生のサイトのコメント(一部引用)
「この作品では、一般的に堀江さんが文章を書いているかのようなイメージがありますが、実際には堀江さんは文章を書いていません。代筆者がいるとのこと。カバーイラスト執筆後、ご本人や担当編集者からそのようなお話をお聞きした記憶があったのですが、そのことがずっと心に引っかかっていました」
「続く「成金」では代筆の事実を知りながらカバーイラストを執筆したことになります。その点は読者の皆さまに対し、甚だ不誠実でした。自身が原作者問題で悩んでいながら、そのような件に加担したことを悔やんでおり、今は絶対に描くべきではなかったと考えています」(引用ここまで)
・自分なりに読者に誠実であろうと考えた
詳しくは佐藤先生の公式サイト『佐藤秀峰チャンネル』をお読みいただきたい。佐藤先生は今回の件を打ち明けた理由として「自分なりに読者に誠実であろうと考えた結果、事実を申し上げた上で、お詫び申し上げるのが筋であると考えました」と語っている。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/03/07/421001/
この人もメーカーか巻き込まれる側かわからないが、トラブルが付き纏うね。