盗撮するためにカメラを隠し入れた運動靴を販売したとして神奈川県の通信販売業者の男女２人が盗撮のほう助の疑いで京都府警に逮捕されました。
警察によりますと盗撮のほう助で業者を逮捕するのは全国で初めてだということです。

女は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは神奈川県大和市の通信販売業者、「エダトレーディング」の経営者、内藤孝彦容疑者（２５）と従業員の園田温子容疑者（２４）の２人です。

警察によりますと２人は去年からことし５月までに、盗撮に使うために小型カメラを隠し入れた運動靴を作り、インターネットで販売したとして盗撮のほう助の疑いが持たれています。

京都府警では去年春ごろに２人が小型のカメラを組み込んださまざまな機器を盗撮用としてインターネット上で販売しているのを見つけ調べを進めていました。

内藤容疑者は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めていますが、園田容疑者は「盗撮に使われるとは知らなかった」と容疑を否認しているということです。

警察によりますと盗撮のほう助で業者を逮捕するのは全国でも初めてだということです。
警察のこれまでの調べで、２人は全国から注文を受けて６千万円以上を売り上げていて、京都府などではこの商品を使い３人が盗撮の疑いで逮捕されているということです。
警察では販売の詳しい実態を調べることにしています。

[NHK]
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1055659761.html?t=1404206402000